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始まっていたのかも知れない


日曜の夜半から雨になり、
ぱらぱらと全てのものを叩く音、
しゃばしゃばと流れる音がずっとしている。
冷えた気温と共に
体を硬くするのに、
神経だけはぴりりとさせる。


亡くなった祖母の顔を思い出す。

100歳と言うのに、
顔は艶々で、
皺もなく、
呼べば返事しそうな、
ただ眠っているだけのようだった。

やはり祖母も
元気なぴんぴんころり…だった。

5人目だな…と、思う。
四ヶ月で5人。

そう思っていると、
タブレットに
Twitterのお知らせが浮かび、
人工推移が現れた。

近日の人工推移なんて分かるわけがないから確かなデータではないだろう。
それでも、昨年12月からの人口の下降線。

都市伝説のようだけど、
始まっていた?
始まっている?
…としか思えない。

まだ、始まったばかり。
…とも言える。


余談だが、
「アレ?」
と、思うと、
検索した訳でもないのに、
何かが表示される。
やっぱり人は電気信号の
ネットワークなのかな…。
それとも、
もっとマイクロな素粒子レベルの事なのだろうか…。


話しを戻すと…。

だからと言って、
私が出来ることは何もない。

祖母に関しても、
天国に辿り着きますようにと
祈るだけだ。
変なわだかまりがある訳ではない。



ふと、
自分の事を考えると、
誰かが生きられる様に操作している気がする。
事故で無傷なのもそうだけれど、
今回も、異常な副反応で、入ったもの全てを排出させていた気がしてならない。
自分の体自体が、
生きる事に正常以上に反応している。
「仕事をちゃんとしてくれて、ありがとう。」
感謝すると共に、
その意味を理解していきたい。
私の中の宇宙は、
一体なにを感じているのだろう?


「神様はサイコロを振らない。」
マクロの世界では…。

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