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余白あり過ぎのショートショートで男女の距離を知る



シロクマ文芸部に参加させていただいて、毎週、ショートショートを書いています。

元々、私は言葉の人ではなく、映像の人なので、物語は映像から始まります。

大体は、映像の人たちがお話しを勝手に始め、それを書いているだけなので、趣旨とかはない事が多いです。

恐らく普通は、細かな設定とか考えるのでしょうが、映像の中の人たちが勝手に話し始めて、「へーそうなんだぁ」と、私も知る感じなので、設定とかも考えていません。

なので、読まれる方は
「この人、何言いたいの〜?」
と、思われてる方も多いかも。

こちらが今週のショートショート↓

「ガラスの手」|瑜伽(ゆが) #note


ガラスの手を眺めながら、男女が短な会話をすると言うだけのものです。

カップルなのか、友達か、付き合いは長いのか短いのか…。
どんな場所でガラスの手を見てるのか…。
そこは、読まれる方のインスピレーションにお任せしています。

って言うか、余白だらけのショートショートなので、余白は読む方の想像力にお任せし、説明をしていません。

出来れば、作為を入れたくないんです。
説明を入れると、作為見え見えになってしまって気持ち悪いんですもんね。
説明を入れる、力量がないだけかもしれませんが💦💦💦



自分で書いててなんなんですが…。

自分で書いてて、
「へ〜、男と女はこんなに思考が違うのかぁ」
と、永遠の平行線な理由を感じたんです。

多分それは、私が物語を作ってる訳でなく、見えた映像をそのままに、映像の文字起こししてるから、そう感じたんだと思います。

男女ともに、相手が何を言っているのか、半分も聞いていません。
でも会話は、時々辻褄が合いながら流れて行きます。
話しを半分も聞いていないけど、辻褄合わせにボクは、
「ボクはマオの可愛らしい手が好きだってこと。」
なんで返事します。
本当は、どうしてマオがキレイな手が欲しいかなんて、分かってないんです。
マオはマオで。手がキレイなら愛されるみたいな錯覚を信じて話しを進めています。

同じガラスの手を見ながら、共通の会話をしているようで、ズレている。

そして、時々、辻褄が合う。

男女に限らずでしょうが、本当はズレていて、永遠に平行線を辿って、時々交わる…なのでしょう。


でも、
長続きする秘訣は、
大体ズレてて、時々ピントが合う…がいいのでしょうね。
寄り添い過ぎたら窮屈だし、離れ過ぎたら、他人レベルになっちゃうし。


なんて、
自分の妄想映像でそんな事に気付く、私の脳みそが理解出来ません。
男女とか、他人とか言ってますけど、自分の脳みそさえ難解です。

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