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クールビズムーブメントを男性育休に

 前回、↓児童手当増額に関する記事を書いた。育児休業給付金も"実質、賃金の100%保証"が検討されているが、私はやや懐疑的な立場だ。その根拠とは…?

☆育児休業給付金については☆

 “増額“はとてもありがたい。ただ私の感覚では「額もそうだが、やはり育児休業が取りやすい雰囲気作り」が最も大切だと思う。そもそも日本の育児休業給付金は世界の中でもかなり恵まれている。↓参照

☆むしろ雰囲気作りや意識改革☆

 比べていいかわからないが、「クールビズ(Cool Biz)」の時と同じだと思う。半袖シャツ・ノーネクタイの格好がいかにもスタイリッシュでカッコよく、ついでにエコにもなる、ということで業界を含めて一気に国内に広がっていった、という経緯がある。ちなみに、半袖・ノーネクタイにしようという動きは、1970年代にもあったそうだ。ただし「省エネルック」というちょっとダサい(?)名前だったため、国民の間に広く行き渡らなかった、らしい( ;´Д`)

 男性の育児休暇取得率を上げようと思ったら、育休の取得がいかにもスタイリッシュでカッコよく、ついでに勤めている会社へのイメージアップにもなる、ということで業界を含めて一気に国内に広げていこう!という動きがあるといいなぁ。

☆日本人の特性を活かした育休取得率上昇☆

 各国の国民性を表したよくある話に"沈没船ジョーク"なるものがある。↓あくまでもジョークなので、あしからず。

 船が沈もうとしています。乗組員や乗客には、様々な国の人がいます。しかし全員を脱出させるだけのボートが足りない(?!)ため、何人かに海に飛び込んでもらわなければなりません。船長は知恵を絞って、出身国ごとに異なる声をかけました

アメリカ人には…
「ここで飛び込んだら、ヒーローになれますよ」
イギリス人には…
「紳士はこういう時に飛び込むものです」
ドイツ人には…
「規則ですから飛び込んでください」
イタリア人には…
「美女が泳いでいますよ 飛び込んでください」
フランス人には…
「決して飛び込まないでください」
中国人には…
「美味しい魚が泳いでいますよ」

そして最後に日本人には…
「さぁ、みんな飛び込みましたよ」

何かちょっと揶揄されているようだが、当たってるような気もする…(;_;)

だが、ある程度の人数がやり始めれば、必ずムーブメントが起こる。男性育児休暇についても
「さぁ、みんな取得しましたよ( ´∀`)」
と声をかけられる日が来れば、時代が変わったと言えるだろう。

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