頭上の穴にボールを投げ続ける
今日、娘とボーネルンドにいった。直近2回目。
息子は、「ぶつかった」「おもちゃを取られた」などをとても気にする幼少期を過ごしてきたので、子どもの集まる場所を楽しめないことが多かった。
一方娘は、流れるように友だちを作り、来る者拒まず去る者追わず。「ママはあっち行ってて!」と言ってくれるほど楽しんでいた。
ボーネルンドといえば大きなボールプール。その中にアスレチックなどがあり、歩くだけでも楽しい。壁には数字(点数)の書かれた穴があって、その大きさは、数字が大きいほど小さくなる。
なんとなく投げてゴールを外すと、入るまでやりたくなる。娘たちからもその気持が伝わるほど、投げまくっていた。
最初は「10」の穴にもなかなか入らなかった。真下から投げるので難易度が高そうだな、となんとなく思う。
でも、一度「10」に入ってしまえば連続して入るようになる。「10」の隣には、難易度MAXの「100」の穴があるので、当然入れたくなる。まぐれで入れば嬉しいし、入らなかったら、もう少し大きな穴を狙えばいいだけ。
できるまでずっと続ける。失敗しても痛くないからやり続けられる。参加のハードルが低い。手首や腕、目の協調を微調整して達成していく。
学習の過程を観察できる、とても贅沢な時間だった。
「学習」を辞書で調べると
1 学問・技術などをまなびならうこと。「学習の手引」「学習会」
2 学校で系統的・計画的にまなぶこと。「英語を学習する」
3 人間も含めて動物が、生後に経験を通じて知識や環境に適応する態度・行動などを身につけていくこと。不安や嫌悪など好ましくないものの体得も含まれる。
4 人工知能(AI)がデータを読み込み、基準や規則性などを見つけ出すこと。→機械学習
我が家のホームスクールは「3」がメインだろうか。
「学習」と一口に言っても色々あるけれど、何を学習するにしても、それは頭上の穴にボールを投げ続けることと言えるかもしれない。
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