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目的のためではなく、フラットな関係づくりで子育てを拡張する「We are Buddies」

We are Buddiesの取り組みを知ったのは、今年の3月。

オランダ発 子どもと大人のバディプログラム
保護者の方だけが子育てを頑張るのではなく、多くの大人が関わり、登場人物みんなが力を抜いて、優しい気持ちになれる社会を目指し立ち上げました。子どもと大人がバディとなり、オンライン・オフラインで遊んだり話したりしながら、細く長い関係性を築きます。




きっかけは、子どもたちがお世話になっている、Branchのオンライン保護者コミュニティの書き込みでした。

興味を持ち、facebookのオンライン説明会に参加して驚いたのは、完全に寄付だけで成り立っている活動ということ。多様な大人が、ボランティアで子どもと遊んでくれる。

「むしろお金をお支払いしてお子さんと遊びたいくらい」と、ファシリテーターのバディさんがおっしゃっていて更に驚いたのを覚えています。

早速面談を申し込み、4月下旬。代表・加藤愛梨さん、補佐の西角彩夏さんと横浜でお会いしました。
その時のお話も想像以上に素晴らしかったので、ぜひ、気になった方はお問い合わせしてみてください。

このnoteでは、We are Buddiesへの問い合わせ以降、バディさんとの顔合わせ〜2回目までのbuddiesの様子をご紹介します。

初回顔合わせ

数日後息子のバディさんが決まり、5月。顔合わせのために自宅に来ていただいたときの様子です。

私が娘に気を取られている間に、すっと息子の懐に入ってくれるバディさん(みっちー)。ずっと前から友達だったみたいに話す2人の姿を見て、私は胸がいっぱい。

(↑みっちーとマイクラ)


(↑あいりさん&あやかさんと、届いたばかりの世界地図パズルで遊んでもらう娘。オランダがない、ロシアに謎の国境があるパズル…)

buddies1回目

5月下旬。お仕事帰りに1時間ほど遊んでもらったbuddies1回目。外行く?と相談するも、18:00の暗さは怖い様子。アプリゲームの「脱獄ごっこ」やマインクラフトを楽しんでいました。

(↑良き)

次の日は、スパームーン✕皆既月食☆一緒に月食を調べたり、でもよくわからなかったり笑。

今度何する? 妹ちゃんと3人で料理してみる? 外で走る?

彼らの他愛もない会話を聞いているだけで、私の心も柔らかくほぐれていきます。

(↑次の日。雲の切れ目から見れた、食べられる途中の月)

buddies2回目

6月中旬。マンションのエントランスに集合し、buddies2回目。雨空の様子を伺いながら、公園を3つはしご。

子どもたちは、前日から「ボールに空気入れておいて!」と気合十分。


(↑汗だく)

(↑帰宅し、カードゲーム「ヒットマンガ」をオリジナルルールで遊ぶ。主導権は娘)

子どもの発言を否定せず、やってほしくない行動を止めるには、気持ちよく「終わらせる」

ホームスクールをする中で、「子どもの発言を、まずは一度受け入れよう」と意識していても、反射的に「それはやめようよ」と言ってしまう場面はあります。

公園をはしごしている途中、小学生らしく「アリをボールで潰そう!」と言う息子。
当然私は、「アリがかわいそうだからやめとこう」と返すのですが。
その様子を見て「じゃぁ1回だけね」と息子にやらせて「終わり」にさせてくれたみっちー。親子だけではなく、客観的な視点を持った第三者が子どもに関わってくれるのは、親にとっても学びが多いです。

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友人が「始めるには終わらないとダメ」と言っていたのを思い出します。子どもの行動を変えたいと思ったら、今やっていることを「終わり」にする必要がある。

書いてみると当たり前に思いますが、「やっちゃだめ」と強制終了させるのではなく、本人に完了させるのは、意外と難しい。
それが当たり前のようにできてしまう彼が、息子のバディをしてくれているのは、とても心強いし安心感があります。

最後に、We are Buddiesとは

バディさんたちは、マッチングしたお子さんと、最低でも1〜2年は関係を継続する覚悟を持って登録されているそう。その気持を受け取る保護者も、背筋が伸びます。

今は、娘と私も一緒に4人で過ごしていますが、関係が深まり、年齢も上がってきたら、親に話せないことをみっちーと話すようになるかもしれません。そんな、ちょっと先の未来を想像するだけで、とてもワクワクします。

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ちょうど1年ほど前に書かれた、We are Buddies代表・加藤愛梨さんのnoteと、最近公開された西角綾夏さんのnoteを引用して終わります。ぜひ読んでいただけたら嬉しいです。

優しい世界の入り口が目の前に広がっている。愛に溢れたnote。



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