仕事への取り組み方振り返り

今日のゴール:労働で感じている課題を洗い出し、課題の解決策としてふさわしい仮説を定義する。

【労働で感じている課題の洗い出し】

  • 憂鬱で朝起きれない。始業時間が遅く、十分に準備した状態で始業できていない。

  • 朝の業務時間に無駄が多い気がする。あまり何もする気が起きないので、手当たり次第にメールやSlackを確認し、必要に応じて打ち返すくらいのことしかしていない。

  • 仕事が捌ききれていない感覚がある。常に仕事に追われているような感覚で、期限が明確に決まっていないタスクがずっと後回しになっている。

  • 業務開始後5時間ほどで脳に疲れを感じ作業に集中できなくなる。回復までに1-2時間かかるのでロスが多い。

  • 4月以降残業が常態化している。

  • 今の仕事にあまりやりがいを感じられていない。自分がやっている仕事の価値を認識できていない。

  • 周りと比べて自分が優秀でないことに落ち込む。

  • 意味もなくSlackやメールを確認している時間がある。

【整理】

  • 始業前の準備時間が取れない -> 生活習慣の問題

  • 午前の業務時間に無駄が多い -> 仕事環境の問題

  • 仕事が捌ききれていない -> 仕事効率の問題

  • 途中で集中が完全に切れる -> 仕事環境・体調・体質の問題

  • 残業が常態化している -> 仕事効率の問題

  • 仕事の価値を認識できていない -> プロセスの問題

  • 周囲と比べて落ち込む -> 性格の問題

  • 集中が切れると仕事も休憩もしていない(無駄な)時間が発生する -> 仕事環境の問題

【始業前の準備時間が取れない】
始業前に準備時間が十分に取れないと、始業前準備タスク(朝食や洗顔など)が残った状態で業務に臨むことになり、思考リソースが無駄に消費されるため非効率だ。
単純な解決策としては、準備時間を確保できるように生活習慣を整える。例えば始業の2時間前には起きるようにする。2時間前に起きるようにするには、就寝時刻を早める必要がある。例えば8時に起きたい場合、0時には就寝するようにする。0時に就寝するためには、夕食を21時までに取る必要があり、準備時間を考えると遅くても20時には仕事を終えている必要がある。
始業前の準備時間を確保しながら業務に当てられる時間は、10時~20時の10時間、昼休憩を除くと9時間だ。具体的なスケジュールを組むとこんな感じ。

8:00 起床
8:00-9:00 準備
9:00-10:00 通勤
10:00-20:00 業務
20:00-20:30 夕食
20:30-21:30 帰宅
21:30-22:30 寝支度
22:30-24:00 自由時間
24:00 就寝

このスケジュールに収まるように労働時間を調整することで、無理なく始業前の準備時間を確保できる。基本はこのスケジュールを守ることを意識したい。

本当に難しいのは、このスケジュールを守り続けることだ。このスケジュールで許される残業時間は標準労働時間7.5時間に対しわずか1.5時間。さらに、僕は仕事で満足感を感じられないと終業後にその埋め合わせをしようとスマホをひたすら見続けてしまう癖がある。これらのハードルを乗り越えないとスケジュールを維持することはできない。現に今もGW中にはいい感じの生活習慣を維持できていたのに、GWが明けてから生活習慣が崩壊している。なので、合わせて別の課題も解決する必要がある。

さしあたり、残業時間の超過はできるだけ週の後半になるように意識すれば、一時的な崩壊にとどめられるのではと思っている。

【午前の業務時間に無駄が多い】
改善するなら午前から出社するしかない。
リモートだとコーディング業務以外は基本的に憂鬱で、やりたくない気持ちが前面に出てサボりがちになる。出社すれば周りの目があるため、リモートと比べてサボる時間がほとんどなくなる。仕事部屋がある賃貸に引っ越すことができればリモートでも改善の余地はあるかもしれないが、1Kの今の部屋では仕事に集中できる環境は作れない。なので、出社するしかない。

来週一週間はできるだけ出社してみて、どれくらい改善するか測ろうと思う。

【仕事が捌ききれていない】
これは前の記事で書いたように、量と質の改善を量ることで効率化を目指す。
質のアプローチでは、タスクのゴールを明確にして取り組む(思考と作業を分け、思考フェーズでアウトプット像を明確にし、作業フェーズでは一切思考をせず素早く手を動かす)、タスクを細分化して隙間時間でも取り組めるタスクを作る、定型タスクはテンプレート化する。
量のアプローチでは、完璧を目指さないことと、周囲の人間を頼ることで、自分がこなす作業量を減らす。周囲の人間を頼る際にはタスクのゴールをどこまで明確にするかを担当者に合わせ、思考フェーズから任せるのか、作業フェーズから任せるのか、作業フェーズのタスクをさらに細分化して渡すのかを調整する。

【途中で集中力が完全に切れる】
できるだけガス欠になる前に一定時間の休憩を入れることで、改善しないか試してみたい。具体的には15-16時の間のどこか15分程度、デスクから離れて音楽を聴いてリフレッシュする時間を取るようにしてみる。
また、周囲の人間との会話やSlack、メールといったノイズも集中力維持の体力を大きく奪うものなので、適当に時間を見つけ次第、周囲に人がいない場所で、通知が来るアプリをすべて閉じた状態で仕事をするようにしてみる。

【残業が常態化している】
上記のアプローチを試して改善するか様子を見る。そのうえで改善しないなら、自分のキャパをオーバーして仕事を受けているので、自分にとって優先度の低いものから仕事を断り、人にお願いするようにする。

【仕事の価値を認識できていない】
自分が自分の役割の意義を見いだせていないのに加えて、それについて上司から共有を受けていないことが原因としてある。仕事の内容が7月から変わるのであと1ヶ月我慢してもいいが、せっかくなので1on1で上司に聞いてみようと思う。

【周囲と比べて落ち込む】
周囲と比べても仕方ない。過去の自分と比べよう。と、自分に言い聞かせる。周囲の人より自分のほうが優れていると思ったら安心し、周囲の人のほうが優れていると思ったら不安になる。この悩みから逃れるには、自分が完全無欠の人間になるか、周囲の人と比べないの二択になるが、前者は言うまでもなく不可能なので、思考の癖を修正して過去の自分と比べる癖をつけるしかない。
こんなことを書きながらも、今のいままで過去の自分と比べるようにしようという発想は思い出せなかったので、頭に染み込ませるために書いている。

【集中が切れると仕事も休憩もしていない(無駄な)時間が発生する】
【途中で集中力が完全に切れる】で書いたように集中力が切れないように定期的に休憩を挟んだり、集中力が下がらないような工夫をするのが根本解決策だが、それでも集中力が切れるときはあると思う。そんなときは、どうせ集中できないので、集中力が切れていることを自覚した時点ですぐに10分ほど休憩を取ってみようと思う。これで改善すれば御の字だし、改善しなければ別の策を考える。

まとめ

  • 始業前の準備時間が取れない -> 1日のスケジュールと残業時間を見直す

  • 午前の業務時間に無駄が多い -> 午前から出社する

  • 仕事が捌ききれていない -> 量と質の観点で改善を図る

  • 途中で集中が完全に切れる -> 途中休憩を取り入れ、集中できる環境作りをする

  • 残業が常態化している -> 自分にとって価値の低い仕事は断るか、人に依頼する

  • 仕事の価値を認識できていない -> 上司に聞いてみる

  • 周囲と比べて落ち込む -> 過去の自分と比べるようにする

  • 集中が切れると仕事も休憩もしていない(無駄な)時間が発生する -> 気付いた時点で10分休憩を取る

【振り返り観点】
以下の観点で振り返り、仮説の正しさを検証する。

  • 週のうち何日

    • 残業時間を1.5時間以内に収められたか

    • 0時就寝8時起床ができたか

    • 午前出社できたか

    • 夕方休憩を取り入れられたか

  • 一日のうち何回

    • 量の観点(非完璧主義、タスクの適切な分配)を意識して作業できたか

    • 質の観点(思考と作業の分離)を意識して作業できたか

  • 一週間を通して

    • 自分にとって価値の低い仕事を断るor人に依頼できたか

    • 周囲の人ではなく過去の自分と比較できたか

    • 集中が切れると10分休憩を取り入れられたか


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