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銭湯の灯りを守りたい!銭湯ファンが集まるコミュニティでメンバーさんとオリジナルグッズ制作にかける想い

湯どんぶり栄湯のコミュニティマネージャーのふがしです。
当店では銭湯が好きな方同士が交流できる「湯どんぶりの待合室」(オンラインコミュニティ)を運営しています。

銭湯・サウナ好きの人が集まり、情報交換や交流をする場所

湯どんぶり栄湯がオンラインコミュニティを運営している理由

結論を先に言うと『銭湯業界の活性化』を期待して運営しています。
最近では高円寺の小杉湯さんが原宿に銭湯をオープンするという明るいニュースがありましたが街の銭湯の灯りは年々減る一方です。

東京商工リサーチ「街の銭湯、ピークから1万6000軒減少」から転載

当店の若旦那は「ウチだけが盛り上がるのではなく銭湯業界を盛り上げたい。」という想いがあり、わたしもその想いに共感をして銭湯業界初のオンラインコミュニティを作りました。そしてコミュニティの名前を「湯どんぶりの待合室」と名付け、当店の話ではなく全国の銭湯やサウナ施設の情報をお客様同士で共有できるようにしました

湯どんぶりの待合室の投稿時の一部

何故なら近年は口コミの力は物凄く強くなっており、コミュニティを作って同じ銭湯好きの方同士が情報を共有することで銭湯に足を運ぶ回数が増えたり、銭湯のことがもっと好きになるのではないか?と思ったからです。

信頼している情報源は、「知人の紹介」と「ネットの口コミ」より転載

去年1年間のコミュニティ活動の結果、なんと89%の方「コミュニティに参加してから銭湯がもっと好きになった」と回答してくれました。
(嬉しいことにコミュニティ内で仲良くなった方同士で地方の銭湯に行くツアーを企画された例もあります)

コミュニティ内で情報発信を頑張ってくれている方に感謝の気持ちを伝えたい!

でもコミュニティに投稿するのってハードルがありますよね。

「忙しくて投稿する時間がない」
「知らない人が読むので投稿するのに緊張する」など・・・。

そこで当店のコミュニティ内では投稿をするモチベーションづくりの一環で投稿をしてくれた方にポイントを付与しています。更に一定のポイントが貯まったらコミュニティ内で”称号”を得られるようにしました。

湯どんぶりの待合室の称号一覧

これまでは称号者限定のイベントなどを開催していましたが「地方に住んでいるので参加できない」「予定が合わない」「オフラインの交流は求めていない」というメンバーさんもいることに気づきました。

2023年5月に開催した称号者限定のイベント

そこで称号を得た方だけがゲットできる限定のグッズを作ろう!と思いました。

メンバーから”仲間”を募ったところ心強い仲間ができた

グッズを作ろうと考えてすぐに「コミュニティのメンバーさんが喜ぶものはなんだろう」という壁にぶち当たりました。いくら考えても良いアイディアが浮かばなかったのでダメ元でコミュニティ内で『一緒にグッズの企画を手伝ってくれる方はいませんか?』と募集したところすぐに4名のメンバーさんが手を挙げてくれました。

こうして「コミュニティのメンバーさんと一緒にメンバーがもらったら嬉しくなるグッズ」を作る企画がスタートしました。

初回のミーティングは今でもはっきり覚えています。集まったメンバーさんが各々、アイディアを考えてきてくれていました。

「他店のグッズだけどこういうのいいですよね」
「待合室はなんだかんだで湯どんぶりが好きな人が多いから湯どんぶりらしさを残したほうがもらった人は嬉しいと思う」

・・・とこのように具体的なアイディアがミーティングを開始してすぐに飛び交いました。

当店の若旦那も参加して初回のミーティングを開催(Photo by サクラさん)
オリジナルの手ぬぐいを作ることになり、デザイン・表記などもこだわりました!
1億円の元ネタは当店の店内に掲示されているPOPからきています

受け取ってくれた方の心が銭湯のように温かくなって欲しい

初回のミーティング以降もオンラインで何度もみんなでデザイン案などを考えました。ミーティングでは毎回みんなが「これは貰ったら嬉しいかな?」という言葉があり、日々忙しい中、グッズ制作にみんなが本気で向き合ってくれていました。

そして遂に完成した手ぬぐいがこちらです。完成した手ぬぐいを見てみんなで感動をしました。「遂に完成したね!」「すごくいいものができたね!」と無事に完成することができたことを心から喜び合いました

当店のオリジナルキャラクター”うなどん”です

オリジナルの手ぬぐいを受け取ってくれたメンバーさんの声

「受け取ってくれた方は喜んでくれるか」
「うちらの自己満足になっていないか」

、、、そんな不安がメンバーの間に1mmも無かったというと嘘になります。しかし、蓋を空けてみるとSNS上ではコミュニティメンバーさん達から嬉しすぎる声が発信されていました・・・!

かほさん、サクラさん、Mikamiさん、さくらいさんへ

みんな本当にありがとうございます。間違いなく言えるのは自分ひとりだったらこんなに素敵な手ぬぐいは完成していなかったと思うし、こんなに早くにみんなの元に届けられなかったと思います。

「作りたい」という想いはあれど具体的なアイディアもなかった自分でしたが、みんなのアイディアと行動力に助けられました。これからも一緒に銭湯の魅力を発信していきましょうね!

制作メンバーから受け取ってくれたみんなへ

オリジナルグッズ第2弾として今回の手ぬぐいが完成しました!
デザインは湯どんぶりのオンラインコミュニティ「湯どんぶりの待合室」から生まれたキャラクター「うなどん」を前回同様に取り入れ随所に湯どんぶりらしさを詰め込みました!また制作にあたり多大なご支援をいただいた松田医薬品さんのロゴも散りばめております!ぜひ手ぬぐいを湯どんぶりに限らず色々な銭湯やサウナで使ってもらえたら嬉しいです!

かほさん

「手ぬぐいって横に長いから、ちょっとベタかもしれないけど、お札を模したデザインとかいいんじゃないか?」
「金額はサウナ室のドアに貼られた注意書きから取って《罰金1億円》にしたら、ちょっとブラックな気もするけど、湯どんぶりファンならわかってくれるんじゃないか?」
という思いつきをミーティングで披露したところ、「それ、いいですね!」と言われ、まさかそのまま採用されることになるとは思いもしなかったし、正直な話、「マジで大丈夫か?」となったんですけど、みなさまの「ゲットしました!」という投稿を見るたびに、「受け入れられてるようでホントよかった」と胸を撫で下ろしています。

Mikamiさん

絵のセンス・才能が無くても良いとのことだったので、タオル作成のチームに参加させていただきました。
お札柄にすること、タオルを手ぬぐいに変更すること、などが早い段階で決まり、後は可能な限り「湯どんぶり」を詰め込んだものになるようアイデアを出し合い、完成しました。可愛い手ぬぐいが完成し、大満足です♪
コミュニティの方々にも喜んでいただけているようで、嬉しいです。勿体ないと思わず、是非使ってください!

サクラさん

制作中にワクワクしたことになりますが、手ぬぐいはタオルより値が張ることや、うなどんや松田医薬品さんの王冠マークなど、いろんな方の力がないと、手ぬぐいが成り立たない。いろんな方の楽しみやこだわりのこもった感が強くも心のこもった手ぬぐいかなと感じました。

さくらいまなぶさん

コミュニティを通じてお客様と一緒に銭湯の灯りを守っていきたい

わたしが生まれた街”浦安”にはかつて4軒の銭湯がありました。しかし、全ての銭湯は廃業になって今では銭湯無し街になってしまいました。

0歳~15歳まで通っていた浦安の松の湯

その経験もあり、私は湯どんぶりの若旦那の「ウチだけはなく銭湯業界を盛り上げたい」という想いに共感し、コミュニティ運営を日々行っています。
銭湯の灯りを守っていくためにはお客様の力が必要不可欠だと考えています。

何故ならお店からの発信も大事ですが、個人のお客様の発信の力がとても強くなっているからです。銭湯が好きなみなさんがコミュニティを通じて銭湯情報を発信したり、一緒にイベントやプロジェクトを運営したりすることで銭湯に足を運ぶ人が増えると信じています。これからもよろしくお願いします。

湯どんぶり栄湯 若旦那
湯どんぶり栄湯 コミュニティマネージャー ふがし

まずは湯どんぶりの待合室にお気軽にご参加ください♨(登録無料)


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