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駅までの道に小学校5,6年生の時の担任の家がある。よく外にいるのを見かけるが一度も言葉を交わしたことはない。

私にも問題はあったのだが頻繁に殴られていたし、保護者懇談で母に向かって「息子さんがいなくなってせいせいします」と言い放ち母が激怒したからだ。

中学からは地元の中学ではなく名古屋の中高一貫校に進学した。前述の懇談のこともあり中学最初の保護者懇談で母は大丈夫だろうかと相談した。

担任の先生は
「大丈夫ですよ。彼は大器晩成タイプです。それにウチはみんなそんな子ばかりですから問題ないですよ」
と笑顔で答えてくれたそうだ。

その言葉はその後私の支えになった。
松田先生ありがとうございます。
でもまだ何者にもなってなくてすみません。

そして小学校の時の担任にも感謝したい。
私は無意味で不快なだけのそんな言葉を絶対に生徒保護者には言うまい、教え子と頻繁に会うのに声もかけられないような関係にはなるまい、という戒めになっているから。

今の仕事のベースは中高で受けた教育が全てだ。そこに抑圧や同調圧力はない。母校南山には本当に感謝している。中高の先生方に頂いたバトンを次の世代に渡すのが自分の役目だと思っている。

写真は年明け体調崩した時にお見舞いにもらった謎のベトナムドリンク。

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