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今後のDSTプロジェクト案

これからのナラティヴ・ラボDSTプロジェクトでやってみたい事を挙げてみます。

①「取材」を通して自分を見つめる。
相手を知り自分を知ることが対話の始まりです。相互取材ワークやペアでフィールドに出ての取材を通して他者理解と自己理解を進めます。また共創から生まれる効果を実感します。

②楽器初心者が集まりバンドを組み、3ヶ月で何とかバンド演奏のステージに立つ。
楽器の上達という自己の取り組みと、バンド演奏という集団での取り組みを通して自己理解や他者理解を進める。

③朗読劇の稽古を重ねステージに立つ。
こちらも個人と集団両方の視点から自己理解や他者理解を進めていく。

④オーディオドラマの稽古を重ね、録音し、完成したドラマを聴いて座談会を開く。

どれもワークを進める過程で成果物があり、それを客観視し、意見をシェアすることで理解を深めていきます。

通常は成果物ができたらそれで終わりですが、そのあとさらにDSTで「ココロの動画」を制作、さらに公開上映でのフィードバックを得ることにより自己探求が深まり心の成長・変化が起こります。

ここが学校行事や通常のワークショップとの違いです。漫然と単独で作文を書かせているだけでは効果は限定されます。
それぞれの得意不得意に対応した合理的かつ柔軟な対応が必要でスタッフの力量も問われます。
簡単に真似できないプロジェクトである所以がここにあります。

しっかり対話しながら動画に仕上げていく。
この過程で自己理解・他者理解・客観的な視点の獲得などが得られます。今回は「自分」をテーマに箱をデコレーションするワークがメインでしたが、ココに何を持ってくるかで無限の可能性が広がります。

既存のワークショップとのコラボレーションで面白い化学反応が起こるのではと思っています。
やはり答えのない問いを探るアートやパフォーマンスとの親和性が高いと思います。

DSTプロジェクトの無限の可能性を感じます。
気になるもの、またこんなことやったらいのではないか、などあれば教えてください。

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