DST(デジタルストーリーテリング)とは。

DSTは世界中で注目されている人材育成プログラムです。 社会人教育(ビジネスマン ・ 地域住民 ・ 外国人や女性など)や学校教育の現場で成果を上げるなど、 老若男女様々な立場の人に有効なマルチメディアを使ったナラテイヴ作成メソッドです。

   ①プロジェクト参加を通して自分の心の動きを記録する。

   ②その記録を文章にまとめる。

   ③完成した文章を自分の声でナレーション録音する。

   ④音声に写真やイラストなどの静止画を付けて動画に仕上げる。

   ⑤動画を上映会でシェアする。

以上の5段階で構成され、グループでの対話、ファシリテーターとの個別の対話、そして自己との対話が組み合わされています。

他者との関わりの中で自己の物語を構築していくことが重要で、動画制作のプロセスで自分の制作物を客観視し、対話によって「課題の外在化」「反省的な質問を通して例外的要素に気付く」ことがなされ、
【自分の心の内を表現→内省】という行為が繰り返されます。

これら一連の行為により自己の世界観が構築され、思考が整理されます。動画完成後の上映会は共感と相互承認の場となり、よりよく生きる上で欠かせない自尊感情が高まる効果が見込まれます。

 DSTは参加者の潜在的な創造性を刺激し、ナラティヴにより自己探究・自己理解・自己表現を重ね他者と共創する心を生み出します。
ナラティヴ・ラボは共創のマインドで社会の中で居場所・役割・他者との繋がりを自覚しながら活躍できる若者を育成します。

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