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ネイチャーアクアリウムのような自由で鮮やかな世界を

MOVEDのサイトリニューアルに伴って、サイトのトップ画像にネイチャーアクアリウムの写真を採用しました。

水槽という箱の中で、自然豊かな世界に優雅に泳ぎ回る魚たち。
その世界を彩る色鮮やかな水草。いつまでも目を奪われてしまう小さな世界。

「誰もが自己実現できる社会を」

私は、このネイチャーアクアリウムのような世界を実現するために日々活動しています。


ネイチャーアクアリウムの世界

今回採用した写真は、アクアデザインアマノの創業者 天野 尚さんという写真家の写真を契約して利用させてもらっています。

ここには思い入れが強く、私がどうしても天野さんの写真を利用させてもらいたくて、アクアデザインアマノ様に電話で問い合わせをして、数多くの写真からご一緒に選定させてもらいました。


「ネイチャーアクアリウム」とは、自然のありのままの世界を表現する水槽づくりです。
そのネイチャーアクアリウムという世界観を生み出したのが、天野 尚さん。


天野さんは、著名な写真家でもあり、アマゾンに訪れたり国内でも数々の素晴らしい作品を撮影されています。

その活動の中で、子供時代に慣れ親しんだ自然がどんどん消えていっているという現実を目にする中で、水槽という箱の小さな世界から自然豊かな世界を生み出し、そこから世界を変えていく。こういった発想にたどり着きます。

これが「ネイチャーアクアリウム」という表現に込められた想いです。


特に水草の鮮やかさには目に見張るものがあります。

実は、このアクアリウムには、二酸化炭素(CO2)が添加されています。

それ以前は、水槽というと酸素ボンベのブクブクぐらいしかなかった時代。
あまり水草が綺麗に生育するということはありませんでした。ほんと使い捨てのような感覚だったようです。

しかし水草も植物なので「光合成」をします。

そこで、天野さんは、水槽に二酸化炭素を添加するという発想にたどり着きました。実験を繰り返し、さらに製品化して、水草の緑豊かで鮮やかな育成を実現されたのです。そして生まれたのが、アクアデザインアマノという会社です。

天野さんは、2015年に亡くなられましたが、ネイチャーアクアリウムという世界を生み出した創始者であり、今でも、日本だけではなく、世界中に愛されています。


私の父もアクアリウムの仕事に関わっていた

実は私の父は、アクアリウムに関わる仕事をしていました。

私の家には数多くの水槽が並び、さながら家の中に水族館があるような環境で育ちました。

当たり前にある環境だと、それほど興味を示さないというのはよくあることで、大人になるまでは、アクアリウム自体を自分でやろうと興味を持つことはありませんでした。
それでも、父の仕事には尊敬を持ち、素敵な仕事だなと感じていたんです。

そして、私の家には、当然のように天野尚さんの写真集が置いてあったのです。

同じ血というのでしょうか、大人になってから急激に興味を持ち、熱帯魚やメダカ、亀の飼育など、この世界にハマってしまいました。

そして、2018年に法人を設立し、2020年にメンバーも増えて事業の拡大していく中でコンセプトを改めて考えていく中で、この「ネイチャーアクアリウム:という概念そのものが、株式会社MOVEDで目指していきたい世界と重なって見えてきたのです。

後で聞いてわかったことなんですが、
父は天野尚さんのコンテストで入選したこともあり、天野尚さんとも交流したことがあったとのことです。

父との共通の話題ができて、久しぶりに父とゆっくり話す機会にもなりました。

今度一緒に新潟にあるネイチャーアクアリウム・ギャラリーにも一緒に行こうと、話しています。


酸欠で息苦しい世界から、人々が色鮮やかに輝く世界へ

今の社会は、光合成をして成長をしたくても、なかなか二酸化炭素を得られずに、息苦しく、それこそ使い捨てされてしまうこともあるような社会だと感じます。

そんな世界を、小さな場所からでも変えていく。

人として必要な栄養を受けて、光合成により成長し、色鮮やかに輝いていく。
さらにその輝きに引き寄せられて、伝播して、その輝く世界が少しずつでも広がっていく。

ネイチャーアクアリウムの写真と共に、新しくリニューアルしたMOVEDの企業ロゴも、水槽という小さな世界と、そこに添加される二酸化炭素の泡を表現しています。



そんなネイチャーアクアリウムのような世界を少しずつでも広げていくために、活動を続けていきます。



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