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≪Vol.209≫優しさとは裏腹に~外国人と働く~

先週は日本人は「思っている以上に優しい」という記事を書いたのですが、それは僕個人の見解としては間違いないと思っていますが、それとは裏腹の部分もあると感じています。

「優しい」ということは、他人のことを気にしてあげることでもあるのですが、気にしてあげるというのは一歩間違えば「深入りする」ということにもなって、日本人は非常に深入りしやすい性格でもあるように思います。

僕は日本人なのでそのことはよくよくわかるのですが、「他人はどうなのか」「自分と比較してどうなのか」「多くの人と比べてあの人はどうなのか」といったように「比較」をすることが多くて、その比較をしたときに「みんなと違っている」と批判になるケースが多いのが日本人です。良くも悪くも「みんな同じ」が大好きというのはよく言われますが、実際いろんな国の人と生活していてもよくわかります。

良くも悪くも、で言うと「良く」は、先週も書いた通りでやっぱり他人を気遣うので「優しい」んです。困ってたら助けるし、忘れ物も届ける。
一旦、比較対象として一括りにして外国人と言いますが、外国人にとっては「関係ないものは関係ない」んです。困っていても、それはその人の問題だし、私の問題ではないからとやかく言うことでもない。嫌なものは必要あれば嫌だというし、イヤだと言わなくてもいい環境であれば、ただ近づかない。我関せず。ということです。

日本人は我関せずが出来ないので、ほっとかない。そこは良し悪しの「悪し」も結構多くて、よく言われるのが、「批判コメントする」「動画にbadボタンを押す」というように、「我関せず/無視する」をしておけばいいのに、「お前はダメだ!」と全く見ず知らずの人に対しても評価する(よく言うと関わる/優しくする)というのが日本人です。

僕の感覚だとアジア(韓国・台湾)はよく似ているなぁという気がします。他人のへ悪口・陰口みたいなのが日本人とすごくにていて、僕も見ていてよくわかります。だから生活習慣が似ているのか、まじめにやるポイントやサボるポイントもすごく日本人に似ているので良く目につきます。

他の国はちょっと感覚が違うことが多いですね。もっと「ズバァッ」と物言いしますし、自分的に良いことはやるし、無駄なことはやんない。ってはっきりしています。この辺はルールをちゃんと作らないと全然回らなくなります。要するに「暗黙の了解」ではなくて「契約(約束事)」がちゃんとあるかどうかです。約束してることはやりますけど、それ以外はやらないよ。と。


他人の領域まで入り過ぎてませんか??
よそ様の家庭にまで口をはさんでませんか??

みたいなことを、僕もよくよくチェックしたりしています。

いろいろ難しいこともありますが、分かり合うことこそ次の一歩です。変化をしない未来はないので、僕も頑張ります!

今週も最後まで読んでいただきありがとうございました!

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