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≪Vol.94≫聞き役に徹するか、意思を持つか

昨日から緊急事態宣言に入り、また状況は変わってきています。
もう初めてのことなんだから、国やら、町やら、店やら、個人やら、
それぞれが、いろいろ試してみて、よかったのか、悪かったのか、
将来見直してみるしかないんだろうなと思っています。
今のところは、現実逃避をせずに、今のこの時代に向き合っていけたらいいなと思っています。

世界中が同じ課題

さて、
コロナの話は、偶然にも「世界中」で起こっていることです。
なので、基本的には「世界中」が同じ課題を持っていることになります。

「東日本大震災」
「9.11」
など、天災、事故など世界的なニュースは数々これまであるのですが、
情報の受け取り側としては、「その国、その地域の話でしょ」ということでもあります。

「東日本大震災」でも、「阪神淡路大震災」でも、
日本中の大ニュースですが、課題の大きさは
当該地域と、当該地域以外では全然違うので、情報の受け取り方の違いがあるなと思います。

今回の「コロナ」はそう考えると、「世界中」が同じ大きさの課題に直面しているように感じます。

みんな受取っている情報が違う

そこで外国人と生活していて感じるのは、
「それぞれ受取っている情報が違う」ということです。

台湾人留学生だと、「台湾の情報+日本の情報」
韓国人留学生だと、「韓国の情報+日本の情報」
イタリア人留学生だと、「イタリアの情報+日本の情報」

というように、「日本の情報」だけではない事態になっています。
そうなると、これまで「日本人同士」での会話では
「日本の情報」だけで、会話が成立していたのですが、
「日本+海外」の情報でもって、会話をしていくことになるので、

「日本のよさそうなところ」と「海外のよさそうなところ」
「日本の変なところ」と「海外の変なところ」
が浮き彫りになってきます。

そうなってくると、ちょっと苦手な人も多いと思うのですが、
日本人(自分)の「アイデンティティ」を発揮しなければならなくなります。

「あなたはこの状況をどう思うの?」
「日本はこの状況をどう思うの?」
と。

2つの方法

この時に2つ方法があると思っていて、
①聞き役に徹する
特に考えはない場合もあると思います。
そういう時は、無理に他人の受け売りはせずに、相手の話を聞くだけに徹する。
(日本では○○のようなニュースは出ているみたいと、事実は伝えつつ)

②課題に対して自分の考えを述べる
自分なりに、この「コロナ」に対して、意見・意思を持っている人は、しっかり話してみた方が良いと思います。
特に外国人からは「意思を持つ」ことは、評価されやすいです。

というように、
これまでは「共通言語」で会話が出来ていたのですが、
これからいろんな方と話す、議論する機会がある人にとっては、
この2つの選択が迫られるのではないかと思います。

本日も最後までありがとうございました。

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