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≪Vol.57≫学ぶ場所を選ぶ。それは偏差値がイイとかだけでなく、海外も視野に。

今でも記憶に残っている留学生との話で、
「日本に留学に来たのは教科書が良かったんですよ。」と。

その子はタイ出身の子だったのですが、
「タイの教科書はその当時はまだあまりいい内容ではなかったんですよ」と。

それで英語でいろんな国の教科書を読んだときに、
アメリカとか日本とかは、
タイの教材(教育プログラム)と比べて、
価値があるなと思って、日本に留学しました。という話を聞きました。

その子は慶応大学でMBAを取得して、今はタイに戻って働いていますが、
プログラムがイイとか悪いとか、私はあまり考えたことがなかったので、
海外も含めて教育を選ぶ時代が来ているのだなと感じました。

日本でも当然、偏差値が高いとか、低いとかありますので、
自分に合う、または自分が行きたい学校を選んでいく時代ですが、
言語以外のことで海外を視野に入れる人と言うのは、
まだ多くないのではと思います。

ちなみに私は、愛媛県川之江高校という学校でしたが、
特進クラス、通常理系、文系とあって、
私は2年生から通常文系クラスだったのですが、
3年生以降はあまり学力レベルを上げる授業はなかったように思います。
数学などは2年生までのおさらいをするというような授業だったような記憶もありますが、クラスによって使っている教科書・プログラムも
そういえば違っていたんだなと思い返します。
今はちょっと変わっているのかもしれませんが、偏差値は45くらいだったのではないでしょうか。

ちなみに田舎なので、市内に1つしか学校がないため、
何がどうあれ、大体の人は川之江高校に行く。という時代でもありました。
今はちょっと違ってきてるらしいですが。

上述のように、何がどうあれ日本の学校に行く。
というのがこれまでの教育の在り方だったのだと思うのですが、

段々、変わっていくのだと思います。
①地元の学校に行く

②在住の都道府県内の学校に行く

③東京・大阪など都会の学校に行く

④海外の学校も視野に入れる


*住むのは地元だが、オンラインで海外の(ex.ハーバード)授業を受ける

私の田舎の地元でも②くらいになってきているようで、
教育の在り方が変わってきているのだなと感じます。
===
今日は、私の地元の話をしたかったわけではないのですが、

日本はベースとして全国的に同じようなレベルの教育・教材で教えてくれているが、海外ではそうでもないところもあるよ。
ということを書きたいと思いました。

最初に書いた、タイの子もそうですが、
留学に来ている国の子も、
まだ自国では全国的に教育が行き届いていない、という国も多くあると聞きます。こうやって留学できていることもラッキーだし、幸せなことだ!と話していました。

改めて思うのは、
日本は全国であまり変わりなく、教育してくれているのは、ありがたいことだったんだなと思います。
逆に言うと、みんな同じだから大丈夫。安心。
のように、やや保守的な文化もあったりします。

でもこれからは選び、選ばれる時代に入っていくのだと思います。
今はコロナで世界的に鎖国的ですが、
これからは子供でも自身で情報を収集して、自分で選択していく時代になるので、受け入れられない世代(私の世代も)も、是非背中を押してあげて欲しいなと思います。




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