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≪Vol.192≫人というアナログとどう向き合うのか

僕は外国人コミュニティを持って、インバウンド事業を生業としています。
外国人コミュニティという「人」を魅力として売り出すわけです。
「人」というのは「アナログ」です。
そんな「アナログ」を売りとしている仕事に対して、
社会は「デジタル」が進んでいます。
では「人(アナログ)」を生業にするって何なの?
ということになるわけです。

「アナログ」って単語を聞くと、なんとなく「古い」という印象は持たれると思います。
そして「デジタル」というと「新しい」感じがします。
僕もそんな感覚はあるのですが、

実際の意味は違います。

□アナログ:連続的なデータを目に見える量で表したもの
□デジタル:連続的なデータを段階的に切り取ったもの

え~~!
さっぱりわからない!
ということなのですが、とりあえず言えるのは
「新しい」とか「古い」ではない。というのは確かです。

「時計」で表現されることが多いと思うで例えると、
アナログ時計は「秒針」がずっと動いている。
デジタル時計は「秒針」ではなくて、秒単位で数字が切り替わっていく。
という違いです。

これでもイマイチわからない。。。
アナログ時計の「秒針」が動くことって実際は今、0.00何秒を表しているわけではなく、
デジタル時計は「12:01:57」というように、ある一瞬を切り取って表しているのが「デジタル」です。

ごめんなさい、やっぱり説明が難しい。。。
一旦、説明はこれくらいにして

とにかく僕とし理解できてよかったのは、
「新しい」とか「古い」とか、そういうことではない。ということ。

じゃあ「人間」とはなんなのか?
というと「アナログ」なのですが。
人間の行動は連続的に活動されているので「アナログ」と言えるでしょう。
その一瞬、一瞬の言動を切り取るとそれは「デジタル」にもできるのですが、人間が生きているというのは連続的な活動と言えるでしょう。
(ややこし)

では「アナログ」の魅力とは?
というと「曖昧さ」です。
「曖昧さ」が魅力・・・???とは思うのですが、

曖昧の中身は、
感情とか、感覚とかで、
それを紐解くためには「ニュアンス」が大切ということになります。これはデジタルでは表すのが難しい領域になります。

マーケティング領域だと「定性」というものでしょう。
ただ、この「ニュアンス」とか「感覚」って再現性がないので、
正解が次々と変わっていったり、
量産とか、そういうことに向いてないです。

デジタルは?
というと切り取られたデータなので、
「SNS」の投稿はどうだったのか?とか、
「アンケート」の数字はどうだったのか?とか、
「データ」とか、
複製も出来て、一つの答えとして多くの人に共有できることが魅力なので、正確性があることが魅力になります。

う~~ん
やっぱりちょっと説明が出来ていない。
難しい・・・。


これ以上比較しても・・・なので、
ただ、言えることは、それぞれ価値がある。ということはわかった。
アナログだから古いから不要とか、
デジタルだから新しいから必要とか、
そういう理屈ではない。

僕の仕事における≪「人」(外国人)≫の生きる道、
そして社会に対して価値が提供できることとは?
という疑問については、
このデジタル領域と、アナログ領域の棲み分けをして、
競合するのではなく、それぞれの価値を見出し、提供することだ。
という方向性は理解できた。

今日は僕の悩みの中で、勉強していることを共有させてもらいつつ、
外国人メンバーで頑張ります。
というお話でした。

今週も最後までありがとうございました!

いただいたサポートは、TOKYO GLOBAL LABという弊社の外国人留学生が日本のインバウンドの課題を解決するための活動に活用させていただき、皆様の役に立つ情報を提供いたします。よろしくお願いします。 https://tokyo-global-lab.com/