【このラノ1位】マジで逸材なライトノベル。『千歳くんはラムネ瓶のなか』【書評/裕夢】

タイトル：#千歳くんはラムネ瓶のなか
著者：#裕夢

千歳くんはラムネ瓶のなか (ガガガ文庫)

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【作品情報】

第13回小学館ライトノベル大賞』の優秀賞受賞作であり、改題前のタイトルは『ラムネの瓶に沈んだビー玉の月』

・『ラノベ好き書店員大賞2020』文庫部門第2位。

・『このライトノベルがすごい!』文庫部門では2021年度から2年連続1位

・2021年2月時点でシリーズ累計発行部数は28万部を突破している

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【読んでの感想】

この本は、Kindle Unlimitedで読み放題で、且つ、『このライトノベルがすごい!』文庫部門では2021年度から2年連続1位とあったので、
どんなものなんのか、興味が湧いて読んでみました。

まず、読みやすいし、この設定は斬新だなと思いました。

内容なのですが、
主人公は、超絶リア充で、できる男。学校一の人気もので、モテるし勉強もできるし頼れる仲間もいる。

ふつうなら、未熟のもが、成り上がっていく。とか、何かできない主人公がそれを乗り越えていくために奮闘していくとか、そういう物語が王道なはずのに、これはその逆をいきます。

最初から、モテるし勉強できるし、コミニケーションもやばい。

どういう物語かなと読み進めていったら
1巻は、新たに友達になるオタクを更生する物語で、どんどんそういうふうに、トラブルが起きて仲間を増やしていく物語かなと思ったら
これは1巻のサブストーリーで
2巻からは、それぞれのヒロインや仲間の女友達との主人公の関係性やどうして好きになったのかという、お話で、ラブコメ展開になっていきます。
ラブコメ展開と言っても、普通のラブコメではなく、陽キャのすごくいろんな気持ちが入り混じった青春陽キャ物語です。

とても面白いです。この面白さは、読むことで伝わると思うので、ぜひとも試しに読んでみてください！！！

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【本の概要】

『千歳くんはラムネ瓶のなか』（ちとせくんはラムネびんのなか）は、裕夢による日本のライトノベル。イラストはraemz。ガガガ文庫 (小学館) より2019年6月から刊行されている。略称は「チラムネ」

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【あらすじ】

主人公は、超絶リア充。

『五組の千歳朔はヤリチン糞野郎』

学校裏サイトで叩かれながらも、藤志高校のトップカーストに君臨するリア充・千歳朔。
彼のまわりには、外見も中身も優れた友人たちがいつも集まっている。

圧倒的姫オーラの正妻ポジション・柊夕湖。
努力型の後天的リア充・内田優空。
バスケ部エースの元気娘・青海陽……。

仲間たちと楽しく新クラスをスタートさせたのも束の間、朔はとある引きこもり生徒の更生を頼まれる。
これは、彼のリア充ハーレム物語か、それとも――？　

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