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忘れられた戦争

 今日は76回目の終戦記念日みたいです。太平洋戦争の記憶を絶やさないための大切な1日みたいです。皆が太平洋戦争の悲惨さを学び、日本で二度と戦争が起きないために必要なことを考えるのが望ましいとされる日みたいです。そんな日に筆者は考えました。

「日露戦争も悲惨だったらしいが、記念日ねえな...」

 太平洋戦争が終わった年を知っている人は多いと思います。1945年ですね。では、日露戦争が終った年はどうでしょうか? 1905年とサラリと答えられる人、中々いないと思います。筆者も開戦の年は覚えていましたが、終戦の年となると自信がありませんでした。多くの人が太平洋戦争終戦の年は日付とセットで覚えているみたいですが、日露戦争は年号も怪しい人が多い気がします。

 どちらも悲惨な戦争であったことは間違いでないでしょう。しかし、太平洋戦争と日露戦争の認識のされかたは異なるように思えます。前者は凄惨な、現実の生々しい経験として、後者は歴史の一部として認識されているように思います。
 
 太平洋戦争で亡くなった方々への追悼は、公レベルで毎年行われます。しかし、日露戦争戦没者への公の追悼式はないみたいです。この違いは何に由来するのでしょうか? 

 忘れられた戦争と記憶に新しい戦争の違いなのでしょうか。


2021.08.15

 

 
 
 

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