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あぁ暴れAGE〜Beyond the abareage〜だからテニスは最高🎾

 もう何年になるのか、年数回テニスの草大会を開き続けている先輩がいる。その草大会に久しぶりに出た。子どもが生まれて父親になってからはおそらく初めて。4歳になったばかりのむひこ(人見知りの暴れage)もいっしょだった。

子どもを連れてテニスに行ける日をずっと待っていた。子どもができてコートから足が遠のいてしまっていたから、どうしたらまた自分の日常にテニスが戻ってくるか日々考えていた。子連れで行くしかない!そうすれば家庭への負担も少ないかなと。

1試合目、淡々と試合が進んで終盤に差し掛かろうかというところで、あるかもとは思ってたけどやっぱりその事態は起きてしまった。 むひこが「僕もやりたい!」とコートに乱入。何を言っても「いやだー!」とコートに居座り、試合は完全に中断。まわりの大人が連れ出そうとしても中々うまくいかない。私にはもう打つ手がない。周囲の視線も少しずつ気になってくる。目の前が真っ暗になった。

「キレちゃダメだ、キレちゃダメだ」

というかキレるものか!それで状況が改善するとは思えないし、草大会の楽しい雰囲気を台無しにしてしまう。そもそも目の前のむひこは完全に私の都合でここに連れてこられ、つまらない思いをしているのだ。自分勝手のわがままは自分の方なのである。

粘り強い説得やら、そこにいた色んな方々の助けを借りて、なんとかむひこをコートの外に座らせ試合に復帰することができた。

この日は4試合したのでこのようなことがあと3回あった。その度に、「みんなでワイワイ棒倒しに引き込む作戦」「いっそコートで少し遊ばせる作戦」等、大会参加者がみんな協力してくれた。他にも2、3人子どもが来てたので、試合の合間にはみんなで遊びまわった。水鉄砲にびしょ濡れになりながら遊んでくれた大人たち、最高でした。

「また子連れでテニスに来たい」

多くの反省点を残しながら、そう思って一日過ごせたのがとてもうれしかった。

子どもが外出先でごねたとき、①説得を試みる②その場を退場する③助けを呼ぶ、が私の主な選択肢なのだが、①も②もできず、③も家族もおらんし難しいってなったとき、かなりの無力感だった。それでも、テニスを楽しみたいって共通点で集まってる人たちが、途方にくれて心が折れかかってるところを最高のかたちで助けてくれて、このことには本当に感謝しかない。この大会が続いてるのも、きっと素敵なテニス好きがそろってるからだ!だからテニスも自分にとって最高なんだ。

あと昨日のMVPはなんだかんだでむひこ。最後までパパにテニスをさせてくれたあんたはえらい。家に帰って妻に一日のことを聞かれ、ニコニコでラケットを振る仕草をしたのを見て、こいつには敵わないと思った。

むひこの暴れAGEは果たしていつまで続くのかわからないが、まだまだ飽きの来ない日々が続きそうである。

【蛇足のテニス備忘録】※完全に自分用。ブランクが空く試合に活かすためのメモ。

できたこと

○サービスダッシュ、ボレー、ポーチ(コースも深さも細かいコントロールはやっぱり難しい)

○バックハンド(フォームがシンプルなうえ両手で打つ分打点に入れたら振り遅れは少なかった)

○サーブはスライス系スピン一球種。ボレーにつなげるためプレースメント勝負

できなかったこと

○あまり打ちたくないと思ってたバックのハイボレーはやっぱりミスが出た。

○フォアハンドはアプローチ中心にしてももう少し攻撃的にいきたい。

○ショートバウンドのハーフボレーは練習してても難しい。ここにコントロールされないようにサーブはもう一球種欲しい。

以上をふまえて次回試合に出るときはちゃんと練習時間をとって下記のことを実行しよう。

○バックのハイボレー(体から遠いショットはボールから目が離れがちなので感覚大事)

○フォア(とにかく数を打つ)

○サーブはみっちり1時間くらい打ちっぱなししたい



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