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極貧生活から、「貧乏生活」へ。

「育児を楽しむコツ」をシェアしようと思って
始めたこのnote。

「育児を楽しいものにしようとする過程で
我が家が豊かになっていった」

と言うお話を、前回書きました。


2017年に日本に本帰国し、
0歳児と3歳児をワンオペで抱えた環境では、
私の日常の99%は「育児」でした。

当時の私にとって、
育児を楽しもうとすることは、
毎日を楽しもうとすること、そのものでした。


でも子供に付きっきりになるだけの生活は
当時の私にはキツかったです。

当時の私は貧血もあってめまいが酷く、
低血圧で朝は気分も悪いし、
まず起きられないし、
テンション低いし、
おしゃれもメイクもする気力がなく、
頻回授乳で食べても全部持っていかれ、
ヘロヘロのスカスカでした。

そんな体調で子供達を守ることに不安もあり
日本名物のワンオペ育児に突入してから、
とにかく助けの手を確保することから始めました。

横浜に居を構えて、
やっとの思いで長男の幼稚園を決めた後は、
積極的に幼稚園の預かり保育と、
次男にはファミリーサポートを利用しました。

当時はタイ時代の「極貧」は抜け始めたものの、
まだ「貧乏」クラスで
金銭的に余裕があったわけではないです。

でも私にとって「保育費」は
とても重要度の高いものだったので、
家賃、食費、電気代、水道代をよけたら、
できる限りの「保育費」を
夫と話し合って毎月確保しました。

そして予算内で、
できるだけいろんなサービスを利用しました。

長男をタイで出産したため、
日本の「幼稚園」と「保育園」の違いや、
保育園の利用を役所に申し込むことすら知らなかった私ですが、

0からいろんな保育サービスを調べ、
ダメ元で役所や保育所に相談し、
育児相談ダイヤルにも泣きの電話を入れたりしました。

とにかく、ラクになるために必死でした。笑

その過程で、
「私が働いた方が、何かと安く保育サービスが使えるんじゃないか!」と気付き、

タイ時代から家計の足しになるように頑張っていた
「コーヒーセミナー」と、
ずっとやりたかった「コーチング」の2つで
2018年に個人開業しました。

お陰で次男は1歳で保育園に入所でき、
長男は降園後の預かり保育も、使い放題に。

「横浜」という都市機能が充実した場所に住んでいたことも、幸いしました。

当時の私達にはだいぶ背伸びの家賃でしたが、
無駄な通勤時間を削って家にいる時間を増やして欲しかったので、
とにかく夫の職場近くで家探しをしました。

結果、横浜駅近くの都市機能が充実したエリアで
夫は自転車で通勤時間は2-3分、
お昼休みも家でランチできるくらいで、
タイ時代のような暮らし方が戻って来ました。

そしてなんとラッキーな「幼保無償化」が
2018年に起こりました!

そしてしかも、
当時の我が家の保育料はなんと破格の1万円/月です。

日本の保育園って安いんだー♡
日本ってすごーい♡
とルンルンしてましたが、
翌々年に5倍以上になって、
これ↓に気付きました。

賢い日本住まいの皆様はお気付きかと思いますが、
それだけ世帯収入が低かったということです。

でもそのお陰で、
私はお手頃価格で子供達を預けることができ、
自分の時間と、
少ないながらも収入を得ることができ始めました。



だけど、
この必死で手に入れた保育園生活と、
夕方まで預け放題の幼稚園生活。

2020年に入ってすぐ、
私は仕事と利用していた保育サービスの
全てを手放すことになります。

つまり、
この頃から私は
名実共に「専業主婦」になるわけですが、

実は、
我が家が豊かさを実感するようになったのは
私が専業主婦になった2020年頃から
、です。

私は当時、

私が働かない方が収入上がったー♡

くらいにしか思っていなかったのですが、

なにか秘訣めいたものがあるぞ?


と気付き始めたのが最近です。



その秘訣、
ここに書きながら考えて、
シェアしていきますね。


あ、念のため申し上げておきますが、
「妻は働かない方がいいよ」というような
単純なお話ではありません。

働け、でもないし、
働くな、でもないです。

そう言う表面的なものではないです。

もっとメンタル的な面と、
夫婦協調による力が大きいと感じています。

その辺がどうだったか?
この先、書いていきます。




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