お花見をしたかった私と桜柄を切り取った刺繍(作り方やっつけ解説)
こんにちは、ゆこのこです。
今世間はとても大変なことになってますね。
私は元来インドアでございまして、趣味はゲーム、漫画、アニメと、典型的なオタクでございます。お酒も大好きなのですが、凝り性なのが災いしてか、外に飲みに行くのはもっぱら知り合いの店で、家飲みが基本です。大好きなウイスキーを揃えたり、地ビールを成城石井で買っては飲み比べたりと基本的になんでも自宅で完結してしまうわけです。
買い物は現代っ子らしくAmazonと楽天とヨドバシ・ドット・コム、最近ではLOHACOも仲間入り。(そもそも我が家は何をするにも大阪の大都会こと梅田に出なきゃ話になりません。)
休日においては平均移動歩数3ケタを記録することもしばしばな私ですが、いざ外出自粛と言われたら外に出たくなります。なんて摩訶不思議。
お花見なんて、したりしなかったりしなかったりしなかったりしなかったりなのですが、今はやめとこうね、と言われるとやりたくなる。気分は5歳児。(もしくは某芸人)
あともうひとつ、ナマケモノ族ホモサピエンスの私が喜んで外に出る瞬間がありまして。
それは、手芸屋めぐりです。
私の趣味の中で最も年季が入ってると言いますか、小さな頃から嗜んでる趣味が手芸でして。その用品、材料だけは目で見て買うのも好きなんですよ。たくさんの材料に囲まれた手芸屋さんは私にとっては天国で、テーマパークです。手芸屋は毎日行きたい。いつも行きたい。Always。むしろ住みたい。
しかしですね。外出はお控え頂きくださりやがれと言われてる以上、そのために外出することも負い目を感じますし、何よりもし自分が持ってたら、と申し訳ない気持ちになります。
なので最近は手芸屋さんにも行けず、新たな材料を買うことは出来ません。まあ、どちらにせよ私の行きつけの店はほぼ閉鎖されてますから。ええ。
開いてる手芸屋さんではマスクのゴム紐やガーゼ素材を求めてる方が集うようですが、わたし的にはマスクだけなんて勿体なく、これを機に手芸に目覚める人が増えて欲しいばかりです。楽しい、手芸。
私の持論なのですが、クオリティを上げる方法は2種類ありまして。
①めちゃくちゃ簡単だけどある程度初期装備にお金をかける
②めちゃくちゃ装備は安くとも時間をかける
この二種類です。
ゲームと一緒ですね。某モンスターをしばきあげるゲームも、武器が弱いと時間かかります。(ちょっと違う)
今日は②のタイプです。
よろしくお願いします。
今日のメイン素材
めちゃくちゃオシャレな高級雑貨店ことセリアに行ったらこれがありましてね。(食品を百均調達してます)
ちっこい窓につけるカーテンらしいです(見たらわかる)多分キッチンとかにある窓とかかな。布製のものは私にとって全て生地。
春になったので、透け感のあるオーガンジー刺繍っぽいやつ作れそう、と思って買いました。
桜がチラリで可愛い。
これを作っていきます。
簡単なんでやってみて欲しいです。ルールなんてのは基本的に不便かどうかなので、別にかしこまらなくて大丈夫。
手芸の本を見るとなんかめちゃくちゃこうしてああしてこれはダメですこれはこうです。って書いてますけど、それは今までのどこかの頭いい人が考えた手法なだけで、絶対に守らなければダメなんてことはないです。(もちろん、複数人の最適解なので、読むのは楽しいし、オススメ)
自分にとってやりやすい方法が最適解。そんな感じで大丈夫。私の感想も書いてますけど、迷った時に参考にして欲しい程度。
カーテン以外に用意するものはこちら。
①刺繍糸
お好みの色で大丈夫。画像ではDMCの糸が掲載されてますが、cosmoでもオリンパスでも、100均のものでもできます。桜といえばピンクやん、と思ってピンクを用意しましたが、別に何色でも大丈夫。蛍光緑でも。グラデーション糸でも。
太さは100均で買うなら普通の刺繍糸(刺し子用ではなく)を、手芸屋さんなら25番糸。
②金属フレーム
写真に出てるものはネットで10こ100円とかで買ったものです。セリアにもあるはず。ダイソーでもあるとおもいます。UVレジンに使う空枠でも出来ますが、あいつ・・・ゴホン、あの方はレジンが流れ出ないようにか角張ってるのでちょっとかくかくします。それはそれで可愛いと思います。好きな方を。
③針、④ハサミ
画像ないですが私はクロバー刺繍針の7号を使ってます。正直縫えたらいいんですけど、生地が薄いので細い針の方がいいです。布団針とかだとクレーターができてしまいます。刺繍針持ってないよって方は普通のお持ちの手縫い針の中で刺繍糸が通る細めの針を攻撃表示で召喚してください。
ハサミもなんでもいいんですけど、私は画像のオシャレなハサミを枠から外した布を切るために使用してます。最後余分な布を切るのがそこそこ細かい作業になるので、ごつい布切りハサミではちょっと不便です。細かく手首を動かすうちに腱鞘炎が迫って来る可能性。ない方は100均の小さめのもので十分。
⑤刺繍枠
私はクロバーの10センチサイズを使ってます。100均だと大小2種類展開されてると思います。好きな方を。でかいのは個人的にやりにくいので、小さい方がオススメです。大きい刺繍をする時は少しずつ枠をはめ直して刺繍すればいいので、小さくて大丈夫。小は大を兼ねます。
⑥丸カン、⑦金属パーツ⑧繋げるためのヤットコ
出来上がった刺繍をアクセサリーに仕上げるためのパーツです。揺れるイヤリング(ピアス)がオススメ。セット売りとかあればそれを使ってもおけー。
⑨ほつれ止め液(無くても可)、ボンド(無くても可)
ほつれ止め液は最後に切り口につけると耐久性が増します。といっても劇的に耐久性が向上するかと言われたらそんなことは無いので、無くても問題なし。オーガンジー刺繍もそうなんですが、繊細なので結局取り扱い注意には変わりありません。その繊細さが可愛いのです。あばたもえくぼ。
ボンドはフレームを仮固定するのに使えます。爪楊枝などで薄くフレームに塗ってくっつけてから糸でかがり始めるとズレることも少なく、やりやすいです。ただ、最大の問題点としてはボンドが乾くまで置いとかなくてはいけないので、せっか地な私は使用しません。手で押えていくスタイル。
⑩根気、⑪時間
こいつらがぶっちゃけ一番必要です。刺繍は単純作業です。刺繍だけじゃなくて手芸全般が単純作業。コーヒーや紅茶を淹れてリラックスしながら。
てことで必要なものをざっと説明しました。
全部100均で買ったら1100円です。⑩と⑪は100均にないのでご自身でご用意ください。多分タンスの奥とかに仕舞われてるから出してほしい。
作り方
1、布を刺繍枠にあったサイズにカットし、ピンとなるようにはめる。
2、糸の用意をする
25番糸の場合は2本取りがやりやすいです。刺繍糸は6本が1組になってるので、その中から1本ずつ出して使います。
にしきいとの場合は引き出すとぐちゃぐちゃになりやがりくさりますので、そのまま使ってください(なので束が細いものを推奨)
針の通し方ですが、刺繍では2本取りというと、1本を通して半分に折って玉留め・・・ではなく
絵が下手すぎるのはさておき、こんな感じで通します。(こうすることで、たまむすびを省略、目立たなくします)
最初のステッチはこんな感じです
横から見た図。画伯爆誕
引っかかりましたので、あとは隙間を開けないようにくるくると巻くように刺していきます。
完成した時、裏も見えてしまうので、裏に糸が絡まないか注意しつつ、巻き巻きしていきます。
刺し終わりは、裏返して、まきまきしたステッチに2回絡めて糸を切ります。
こんな感じです。
ほつれ止めを使用される場合は、枠から外す前に塗ってから切った方が、やりやすいです。どっちでもいいけど。
カーテンを枚重ねにして、桜に奥行きを出したり、他の素材でも楽しめます。(他の素材でやる場合は、糸が出てくるのでほつれ止め必須)
ピアスやイヤリングにする場合、針でカーテン部分に穴を開けてから、丸カンを通してパーツと接続してください。
これで完成です。
noteの使い方分からんかったわ。見にくかったらごめん。手芸やお裁縫される方には物足りなかったと思いますが、基本的にはコラムとして生あたたかい気持ちで見守って頂けたらと思います。
ではまた。
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