BGM集 『Trick Party』 をリリースしました
新しいBGM素材集をリリースしました。ハロウィン×謎解きをイメージした素材集です。TRPGセッションや関連コンテンツ、その他の個人制作物にお使いいただけます。
■ 『Trick Party』
【収録曲】
ハロウィンも謎解きもあまり作ったことがなかったジャンルで難しかった! でも組み合わせたら絶対面白いだろうな、と思って先月のうちから密かに構想を練っていたBGM集です。
ハロウィンといえば、とにかくガチャガチャ賑やかに! でも推理パートでも使ってほしいから、楽器の数と種類を絞って謎解き+ハロウィンフレーバーくらいのバランスを目指して作りました。
おばけっぽいヒュロロ〜ンとしたシンセが特徴的なのですが、もしかしたら気が散るかもなと思ってボーナストラックにおばけなしver.も入れました。inai inai ver.というネーミングが気に入っています。
今回のBGM素材集は、映像制作や同人ゲームなどの個人制作物への利用もできるので、ぜひTRPG以外の創作活動にもお役立てください!
▶︎ 『Trick Party』 販売ページ
■ 作ってみた感想
難産だったけど新しい感覚が得られて楽しかったです! 今回は曲を並べた時になんとなくストーリーのようなものがみえてました。
みたいなやつ〜〜! こういうシナリオやりたいよ〜〜!!
深層の魔女=真相の魔女だし、深紅の魔女も絶対Thinkの魔女じゃん。自分がゲームの出題者であることを見抜かれて嬉しくなってもみくちゃにして後輩に逃げられちゃったなぞなぞおばさん可愛い。
今回は曲のタイトルにもこだわっていて、お気に入りは「ハウダニット裁判」と「シンクトゥ・ルージュ」です。
ハウダニットはHow done it?で、ミステリにおける「(犯行が)どのように行われたのか?」というトリックに着目した概念です。理不尽な糾弾シーンや難しい謎に挑むシーンなどでの使用を想定しています。
シンクトゥ・ルージュは4つくらい言葉遊びを入れ込みました。
・Sink to Rouge(赤に沈め)
・深紅とルージュ(口紅)
・新クトゥルー(クトゥルフ)
・シンク=Think(考える)
レッドカーペットや舞台の赤い幕などの華やかなイメージ、かつ3拍子のアップテンポな曲なので、種明かしのシーンや終盤の逃走劇などに向いていると思います。
本当はもっとたくさん曲名のアイデアがありました。上の2つは曲ができてからつけたタイトルなので、どこかで必ずリベンジしたいです!
■ ジャケットデザインの話
今回もジャケットデザインや動画のイラストは兒玉マサキさんに作っていただきました。今までのジャケで一番可愛らしくてお気に入りです!
おばけたちがお菓子をこっそり運んでイタズラしているように見えませんか? こういう何考えてるのかわからない子たちが後先何も考えずにお部屋散らかしたりするシチュエーションが好きなんですよね。タイトルロゴにもイラストをたくさん組み合わせてもらえて嬉しいです。
薔薇、雨、実験室、ひまわり、海、和、ハロウィン……と、タイアップシリーズを始めてから7作目になります。いろんなジャケットデザインのバリエーションがあってBOOTHの見た目がとても華やかになりました。
というか7ヶ月連続でご一緒させていただいてるの凄くないですか!?
マサキさんのジャケットのおかげでBGM集の仕上がりがグッと引き締まるのでとても嬉しいです。
今回のイラスト素材集とのタイアップでは、マサキさんのお菓子の素材集に『Trick Party』から「消えた金平糖の謎」「シンクトゥ・ルージュ」の2曲を提供しています。
マサキさんの素材集(フルセット版)を持っている方はうちでタイアップ版を買うと全トラックまるっと揃います。お得です。
例のごとく、記事のサムネイルになっている告知画像もマサキさんに作っていただきました。いつも素敵なデザインをありがとうございます!
▶︎ タイアップ素材集はこちらから
■ おわりに
月末リリースのリズムが体に馴染んできました。クロスフェードは当日公開になったけどBOOTHは事前公開できてよかったです。お疲れさまでした!
前回のリリース記事で「3ヶ月に1回は自分の得意分野から飛び出してみたほうが楽しい」という話をしましたが、今回はそれができて満足です。特に推理シーン用の曲はこれからも書いていきたいです。
来月のテーマはもう決まっていて、これから少しずつ曲を書いていく予定です。かなりすんなりと書けるジャンルだと思うので、気を張らずに色々書いてみて収録曲を決めたいと思っています。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
ではまた次回!
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