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Arch

学生の頃、青いチェック柄のマスキングテープを使った絵を描いたときに当時の知人から言われた「青が不安になる」という言葉がずっと心に残っている。

他人の意見を尊重しがちだった私は当然、不安になりそうな「青」の使い方を自分に禁止した。不安にさせるために絵を描きたいわけではなかったからだ。

こういう言葉の呪縛が年単位で自分の人生を不自由なものにしていると気付いても、私はそれをやめられなかった。どこかで思慮深い人間でありたいと思っていた。この先自分と関わって生きていく人たちのためにも。

それは自分の言葉のナイフが他人を傷つける可能性について常に想像を巡らせることと同じくらい、自分にとって当たり前の感覚となっていた。

■ 今日の1枚

Arch 2022.7.26

今日は朝から酷く心が不安定でやりきれなかったので絵を描いた。どこまで不安になってもいいと思って青も使った。目の前に生み出してしまえばなんてことはない。いっそ躁な感じすらしてくる。

私は青が大好きだが、使うときはたいてい緑か紫を混ぜて使う。そうすると表現がマイルドになる気がするからだ。特に緑を混ぜるのはとても好き。今回はそういうことをせずに画面を作ってみた。

赤の扱いもいつもは血の色に見えないようにと気を遣う部分なのだが、今回はそこまでこだわらなかった。一体何を意味した色なのかわからない感じが自由でよいと思う。

■ CDジャケットにしてみた

テレキャスターの音が印象的な轟音シューゲイザーのアルバムだったらいいなと思う。

■ 文庫本の装丁にしてみた

帯なし
帯あり

先生の著書シリーズ。帯の内容は刑事バディものの新シリーズ『DUST 〜警視庁特命捜査課清掃四係〜』にしてみた。こうやって少しずつシリーズの地固めをしている。

■ DUSTのキャラクターボイス練習中

DUSTの劇伴×寸劇動画の第一弾として、亜久井先輩の声を練習している。ピッチシフターというエフェクターを使って声の高さを-8から-12キー下げて男性ボイスを作り出している。犬堂はほぼ決まっていて、今の所-8キー。

顔はこんな感じ

キマりそうでキマらない。声の低いイケメンって難しいな。もう少し研究を重ねたいところ。

■ おわりに

今日はチケット制のギターのレッスンに行き、先生に「アルタイル」という曲を見てもらった。

結果は撃沈で、この記事とは別にnoteに思うところをほぼ全て吐き出してみたら、自分が何に躓いているのか少しわかった。記事の内容は到底見せられるものではないので非公開のままにしておく。

ただ、もう自分はこの曲をこのままの形で作るのはやめた方がいいだろう、という結論が出かかっている。この曲を好きだと言ってくれた人もいたため、もしそうなった時はまた改めて報告したいと思う。

ここのところ新しいことに挑戦しすぎて少し疲れてしまっている気がするので、今日はこれ以上の作業はやめて大人しく眠りたい。

ここまで読んでくれてありがとう。
ではまた次回!

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