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喫茶去20220307

2番目の席に座るようになって久しい。
いつ来ても例のおじさんが1番の席にいて、たまに時間をずらして来ても別のお客さんがいる。それだけ世の中の人が動き始めたということ、お店にとってはいいこと、このお店が100年先もずっと続いてほしいと願う私にとってもいいこと。でもあの静けさと毎日座っていた1番の席が恋しい。でもおじさんは、もしかしたらコロナ前にはずっとあそこの席にいた人なのかも知れない。戻れて、毎朝の幸せを噛み締めているのかもしれない。コロナ禍に私がそうだったように。アメリカンの奥様は前と同じくらいの頻度でみかける。彼女も時間に幅があるので、遅い時に会うこともあれば早い時間で会うこともある。一度だけウィンナーコーヒーを頼んでいたのが聞こえたことがあるけど。
変わるものと変わらないもの。
ドイツに行ったらまた自分の場所を探そう。

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