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2021.10.8,9 八王子ビートレインズvs山口ペイトリオッツの結果と感想(エスフォルタアリーナ&B3TV)

B3リーグ第2節、山口ペイトリオッツは初のアウェイゲーム、東京都八王子市にありますエスフォルタアリーナ八王子にて八王子ビートレインズとの対戦でした。
山口ペイトリオッツを初めて生で観る機会に恵まれました!金曜日のナイトゲームと、土曜日のデーゲームでしたが、金曜日は車を飛ばして仕事帰りに、土曜日は朝早めに出発で行ってまいりました!

2021.10.8(金)八王子ビートレインズvs山口ペイトリオッツ(現地観戦&B3TV)

前節の開幕節はホーム開幕とあって気合十分で、初戦を落としたものの、2戦目で勝利し1勝1敗のペイトリオッツ。対する八王子ビートレインズはアウェイゲームで開幕。静岡ベルテックスを相手に連敗。平日ながらホーム開幕戦で山口ペイトリオッツを迎え撃ちます。

スターティング5:山下、エヴァンス、山口、サンプソン、エイケン
1Q:八王子の外国籍選手が活躍。八王子、フィールズの連続得点とウォッシュバーンのバスケットカウントで6-0となったところでペイトリオッツ、タイムアウト(残り7:56)。このフィールズが2日間に渡り攻守ともリバウンドに飛び込みゴール下では厄介な存在に。エヴァンスとマッチアップする機会も多く、エヴァンスがこの後もファウルを取られるシーンも。また八王子、ベンチスタートのバンバもシュートタッチが良い感じ。一方のペイトリオッツはこの日、サンプソンのシュートタッチが良く、このQ 、3本の3ポイントシュートを決める。20-16。
2Q:八王子、大城の3ポイントシュートで突き放しにかかるもサンプソンの活躍で何とか踏みとどまる展開。エヴァンスの3ポイントが決まりオフィシャルタイムアウト、28-26。山田がシュートモーションファウルの2本のフリースロー、さらにファストブレイクからのバスケットカウント、1スローも決め、残り3:44で30-31と逆転。しかし直後にエヴァンスが2つ目のファウル。エヴァンスがこの直後に3ポイントでやり返すなどあり、35-37。2点リードで折り返します。
3Q:八王子、山口の3ポイントシュートを決めると、山下が反撃の3ポイントシュートでやり返す。サンプソン、山口のゴールも、八王子、上田、大金が応戦。上田のバスケットカウント、さらに残り4:40、ウォッシュバーンのバスケットカウント(フリースロー成功)で逆転(45-44)、同時にエヴァンスが4ファウル目をもらうとベンチへ下げざるを得なくなります。八王子、新号の3ポイントシュートでさらにリードを広げ、バンバ、大城、ウォッシュバーンの活躍で65-51。
4Q:序盤こそ互いに得点することができない膠着状態も、ペイトリオッツ、山口の3ポイント、サンプソンのバスケットカウント含む活躍で点差を縮め、なおかつ山口へのシュートモーションファウルをもらいオフィシャルタイムアウト(65-59)。フリースロー2本決める山口(65-61)。八王子、大城の得点(この時サンプソンがリバウンド争いで足首を負傷。ベンチに下がる)、ペイトリオッツ、山口が3ポイントシュートを決めると大城も反撃(69-64)。残り2分33秒、激しいゴール下の中、エヴァンスがディフェンスファウル。5ファウルで退場となります。不服としたサンテイトンHCが抗議、これがベンチテクニカルに。サンプソンはゲームに復帰したものの流れを失ったペイトリオッツは3ポイントシュートで反撃を試みるもズルズルと後退。80-69で八王子ビートレインズが今季初勝利となりました。

2021.10.9(土)八王子ビートレインズvs山口ペイトリオッツ(現地観戦&B3TV)

スターティング5:山下、エヴァンス、山口、サンプソン、エイケン
1Q:序盤から強度の高いディフェンスを仕掛けるペイトリオッツ。八王子のファーストオフェンスを24秒バイオレーションで主導権を奪うとサンプソンの得点、シュートモーションファウルでエヴァンスがフリースロー2本を沈め、エイケンにも3ポイントシュート、サンプソンのバスケットカウントでフリースローを獲得したところで八王子タイムアウト(0-9)。八王子、ウォッシュバーンを下げバンバを投入、上田の技ありのドライブやバンバ、大城の3ポイント、フィールズに変えマレーの活躍で盛り返す。ペイトリオッツも井手、山田のガード陣の積極的なアタックで反撃、終了間際のサンプソンの得点で20-21。
2Q :エヴァンスがスコアすると八王子、マレーが決め返す譲らない展開。前日のようにゴール下には八王子、フィールズがエヴァンスをしっかりマークすると2Q前半で早くもエヴァンスが3つ目のファウル、オフィシャルタイムアウト前にベンチに下がります。(28-29)オフィシャルタイムアウト明け、八王子、新号の得点で逆転、大城の3ポイント2本でさらにリードを広げていきます。3ポイントシュートで活路を見出そうとするペイトリオッツ。しかし決定率は低く39-34で前半戦を終了。
3Q:山下の今日2本目の3ポイントシュートを八王子、上田がやり返す。サンプソン、山田が盛り返すもフィールズ、大金、バンバや大城がバランスよくスコアしていく八王子。60-53。
4Q:じっくりと時間を使って試合を進める八王子。今日も3ポイントシュートが当たっている大城が5本目の3ポイントシュートを決める(65-57)。エヴァンスが積極的にアタックしていくものの残り6分17秒、オフェンスファウルで4つ目のファウル。それでもペイントエリアでシュートモーションファウルを貰いフリースローを決める奮闘。山口の3ポイントで4点差まで追い詰めるも八王子、新号の3ポイントで突き放しオフィシャルタイムアウト(68-61)。何とか差を詰めたかったもののフィールズの積極的なアタックとリバウンド、大城の3ポイントシュートで突き放され、バンバの3ポイントも決まり万事休す。79-65で八王子ビートレインズの連勝となりました。

大城!大城!大城!

八王子ビートレインズの連勝となった今節、2試合ともMVPに選ばれたのは副キャプテンの大城選手でした。
金曜日のゲームは出場18:37、3ポイント2/5、2ポイント5/7で16得点。
土曜日のゲームは出場32:36、3ポイント6/8(!)、2ポイント1/3で20得点でした。
こういった”手のつけられない選手”が活躍するとやはり難しいですね。
それと印象に残っているのは八王子には仲の良いブースターさんとの会話で、(金曜日のゲーム、)ハーフタイム中に挨拶に行った際、
「まだ大金とマサヤ(上田)が得点0なんだよな、このあたりがエンジンかかってこないとなかなか苦しいよね」という話。
B3リーグは特に、得点の多くは外国籍選手が叩き出す印象ですが、日本人選手の活躍なくして勝利は見えてきません。ペイトリオッツは特に外国籍選手2人。素質と才能溢れる日本人選手が揃ってるんだからもっとガンガンとアタックを仕掛けて欲しいと思います。
それでも「山口、楽しそうだよね。雰囲気良さそう。リッキー(山口)とか大活躍じゃん。あと7番、うまいよね。あれ止めないと」って。
金曜日は11点差、土曜日は14点差で負けたのですが、それ以上に八王子の選手層の厚さ、戦術面のオプションの多さを感じました。

B3TV(配信ライブ)を意識した”実況コメンタリー”の存在、石橋貴俊アンバサダーの取り組み

現地観戦したゲームでしたが、現地観戦ではひたすら応援(?)に徹していたため、詳細覚えていないのがブースター。見直すためにB3TVに2プラン(ライブ配信を観れるモバイルプラン月額550円と、VODのみ視聴できるプランでPCで観直し。月額330円に)加入しております。
八王子ビートレインズのホームゲームは石橋貴俊アンバサダーがB3TV配信に合わせて実況解説を行っております。
B3TVは正直、そんなに画質も良いわけでなく、アリーナのメインスタンドの上方からのカメラ1台での配信なので、すごい配信をしているわけでもなく、"好きな人しか観ない"のですが、この"ひとり実況解説"は勉強になるなぁと思いました。
石橋貴俊さんは八王子ビートレインズのアンバサダーなので当然、八王子ビートレインズ側からの目線なのですが、選手のプレーの特徴であったり、今、やろうとしていること、選手交代やタイムアウトの意図などわかりやすく解説。トレインズブースターは鍛えられてるなぁと思いました。
推しの選手が出場した、推しの選手が得点決めた、推しのチームが勝った負けた、でも充分楽しめるのがバスケでもありますが、もう一歩踏み込んだところにさらなる面白みがあることを教えてくれるこの試みはバスケ未経験の私のようなブースターには嬉しいですね。

あと石橋貴俊さん、山口ペイトリオッツのサンプソンを絶賛してました。
ロバート・サンプソンはNBA、ヒューストン・ロケッツなどで活躍し、オールスターゲーム4度出場経験を誇るホール・オブ・フェイマー、
ラルフ・サンプソンの息子さん(次男)。

サイズの割にしなやかなシュートタッチ、3ポイントシュートに驚いておりました。さすがサラブレッド!
ラルフ・サンプソンは80年代初めに活躍された選手でしたし、
石橋さんあたりの年代で昔からNBAを観られていた方には、
「あのサンプソンの息子さん!」って感じなのでしょうね。
ちなみにラルフ・サンプソンで検索するとPUMAのシューズがトップに来ます。PUMAのシューズと言えばサッカーシューズが思いつく方も多いと思われますが、80年代にラルフ・サンプソンのシグネイチャーモデルを開発、協力したのがPUMAで、今でこそ、見た目は昔のシューズっぽいのですが、今なお、ラルフ・サンプソンの名前で時代の流れを受けつつ販売されておりますし、PUMAブランドのバスケットシューズも開発しております。

↓サンプソンの履いているシューズも当然、PUMA。しかも色使いがPOPで可愛い(欲しい)。

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