推しの終焉 8月4日のエレファンク庭

8月4日、エレファンク庭はメンバー、橋本愛夢の脱退と東条優希の卒業を発表した。

2020年8月、未だコロナ禍の中。
エレファンク庭は2月末、最初の東京都知事の10日間程度の集客を伴う自粛要請発表から、他のライブアイドルよりいち早くライブ活動を自粛に入り、3月の外出自粛宣言によりライブハウスが本格的に営業自粛。あと2週間、もう2週間と自粛期間が延びていくうちに感染拡大は止まらず、予定していた5月5日のCDアルバムは発売延期となり、その代わりにサブスクリプションでアルバム曲を5月1日に先行配信。5月に入ってからはリリックMVを立て続けにYouTubeにて公開、また週二回ペースでのオンライン会議ツールZOOMを使ってのライブ配信がスタート。
また5月中旬に段階的に非常事態宣言解除の方向に向かい、6月にはライブハウスからの無観客映像配信ライブがスタート。
6月19日より首都圏のライブハウス営業再開、さっそく28日にはエレファンク庭、4ヶ月ぶりの有観客ライブを行う(会場は新宿FATE、キャパシティ150人のライブハウスに20人限定で開催。主催:JaccaPoP)。従来の複数グループが一堂に会する対バン形式のライブでは先行入場優先方式でフロアの人数によっては入場規制がかかり、お目当てで来てくれたファンがライブ観れない可能性もあり出演キャンセルという件もありましたが、無観客ライブ配信から出演グループ、観客人数絞っての有観客ライブにシフトしていく矢先の8月…。

2019年1月、5人でスタートしたエレファンク庭。
最初の1ヶ月で当時、中学生だったメンバー、安藤芽才実が脱退し4人となり、9月に現メンバーの早美嘉純が加入で5人編成。
1月のスタート当初はライブアイドル経験のあるのは橋本愛夢のみで、東条優希はモデルの仕事を。椎名美友はYouTubeでチャンネルを持つ踊り手、新川蘭はオーディションで勝ち上がった女の子。辞めてしまった安藤芽才美はスナップモデルなどやっていたジュニアアイドル。現メンバーの早美嘉純は、対バンで知り合った解散したグループの元メンバー。
「5人合わせてエレファンク庭ですっ!」がMCでの自己紹介の決め台詞だった。

東条優希は6月より健康上の理由(病名、症状は明かさず)で暫くライブ活動は休止と発表。治療に専念する形で自粛期間を越えていくかと思っていたところ、本人は相当悩んだ末の決断で9月6日に撮影会という形で卒業を発表。

推しの橋本愛夢は本人の都合により卒業公演ないまま、脱退。
詳しくは橋本愛夢のツイッターで語られており、契約期間や賠償請求をめぐる生々しい話が語られていた。
こんな形で推しがグループを抜けるとは思わなかった。
推しが決めたことだし、アイドルとしての活動は続けていくようなので、また会える機会はあるかと思うけど。

3人となり再出発のエレファンク庭。
次回のライブは8月14日のとしまえん。
いまだ感染拡大の続く世の中、どうぞご自愛を。

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