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2021.10.16,17 岩手ビッグブルvs山口ペイトリオッツの結果と感想(B3TV)

B3リーグ第3節、2節に引き続き山口ペイトリオッツはアウェイゲーム、岩手県盛岡市、盛岡タカヤアリーナにて岩手ビッグブルズと対戦。
昨シーズンは終盤まで良い戦いを展開し、4位でフィニッシュ。今シーズンも開幕より4連勝という最高のスタートを切っており、今節がホーム開幕戦となります。

2021年10月16日(土) 岩手ビッグブルズvs山口ペイトリオッツ(B3TV)

スターティング5:山下、エヴァンス、山口、サンプソン、エイケン
1Q:先制したのは岩手・キング、リチャードソン、谷口の3ポイントシュートで先制。ペイトリオッツは3連続ターンオーバーでシュートでフィニッシュすらできない展開。山口のドライブ、エヴァンスのアリウープで反撃。残り5分、エヴァンスが2つ目のディフェンスファウルと苦しい展開もペイトリオッツが岩手に対しハードなディフェンスで主導権を握り、フリースローで得点を重ねていきます。サンプソンの2本の3ポイントシュートもあったが、岩手・リチャードソンのバスケットカウント、横川のフリースロー、キングのリバウンドからのタップシュートなどで18-18。
2Q :エヴァンスのダンク、山田のスコア、土居のオフェンスリバウンドからのスコアでいい立ち上がりのペイトリオッツだったが、岩手タイムアウトから伊藤の3ポイント、スティールからのキング、ターンオーバーからのsキングのスコア、電光石火で逆転に成功。岩手・ジョーンズのスピンターンからのシュート、伊藤のスコアで突き放しにかかるも、サンプソンのシュート、3ポイントも1本決めたところでオフィシャルタイムアウト27-29。岩手・ジョーンズのスコアで同点、伊藤のスティールからのスコアで逆転。さらにリチャードソンに対するディフェンスがシュートモーションファウルとなり、エヴァンス3つ目のファウル。ここでエヴァンスが交代で延原がコートイン。しかし、延原3ポイントを1本決めるもこのQだけで4つのファウルを貰うピンチに。48-40、オフィシャルタイムアウト明けは外からシュートを打たされスコアも伸びず、前半終了。
3Q:ペイントエリアでの積極的なオフェンスで得点を重ねていく岩手。ダブルチームで岩手のビッグマンたちを囲んでいくも、ことごとくシュートファウルを貰う苦しい展開。このQ終わるころにはエヴァンス3つ、山口2つ、サンプソン4つのファウル。73-54で3Q終了。
4Q:3ポイントシュートで活路を見出そうとするペイトリオッツだったが決まらず。岩手はペイントエリアでのオフェンスを制し、さらにエヴァンスは4つ目のファウルとなるとリードを広げていきます。延原、エヴァンス、サンプソンの連続得点で反撃するも88-63でオフィシャルタイムアウト。
ここからはアウトからのシュートを中心に攻撃を組み立てていくもスコアは伸びず。3分7秒、サンプソンが5ファウルで退場。岩手は最後のポゼッションで伊藤の3ポイントシュートで100点代にスコアを乗せ試合終了。102-75。
3試合連続の100点ゲームで5連勝。ヒーローインタビューではMVPで伊藤。
スタッツではリチャードソンが25得点(フリースロー11/11)12リバウンド。キングが24得点、11リバウンド。外国籍選手のダブルダブルの活躍でした。

2021年10月17日(日) 岩手ビッグブルズvs山口ペイトリオッツ(B3TV)

スターティング5:山下、エヴァンス、山口、サンプソン、エイケン。
1Q:開始3分でエヴァンス2つ目のファウルを貰うもサンプソン、エヴァンス、山下(3ポイント)、エイケンのスコアで善戦。岩手・キング、リチャードソンの活躍、キングに代わりジョーンズの活躍、小松の3ポイントシュートに土居がファウル宣告が重なり4点プレイとなり、フリースローも決めるなどあり24-20。
2Q:オフェンスでリズムに乗り切れないペイトリオッツ。岩手はペイントエリアで勝負することは変わらず。残り6分50秒、タイムアウトで仕切り直すもシュートを打たされたり、サンプソンのドライブがオフェンスファウルを取られるなどの不運も。残り4分、エヴァンスのシュートディフェンスがシュートモーションファウルで3つ目のファウルとなったところでオフィシャルタイムアウト。37-22、序盤にサンプソンが決めた2点しかスコアされていない。山口のシュートモーションファウルでもらったフリースロー2本と延原のシュートでスコア出来たが、45-26で19点のビハインドで前半終了。
3Q:エイケンのドライブが決まり反撃開始と行きたかったものの、エヴァンスが残り7分、4つ目のファウル。リチャードソンとのマッチアップだったが、互いに執拗なマークに今度はリチャードソンがテクニカルファウルを宣告される展開。キングのシュートがバスケットカウントとなったところでペイトリオッツのタイムアウト。山下の3ポイントで反撃かと思われたが、サンプソンが不運にも立て続けに2つのシュートモーションファウル(うち一つはバスケットカウント)でファウル4つ。コートに立ち続けるも残り1分41秒、リチャードソンのオフェンスファウル気味のファウルがサンプソンのディフェンスファウルとなり、5ファウルで退場。69-40、29点のビハインドで3Q終了。
4Q:開始1分経たぬ間にエヴァンスがオフェンスファウル(ドライブで切れ込んでいく井手が後方から来たエヴァンスにパス、走りながらシュートモーションに入りシュートした際、前にいた岩手・大澤が後ろに吹っ飛び、これがオフェンスファウルと宣告)。で5ファウルとなり退場。30点以上の差となりオフィシャルタイムアウト前にほぼほぼ勝負も決した(80-48)。岩手は外国籍選手を下げ、日本人選手に試合に経験を積ませる布陣を取る。くしくも日本人選手同士によるマッチアップで残り4分40秒を戦いあい90-59。
岩手ビッグブルズは無傷の6連勝となった。敗れたペイトリオッツは4連敗。

明確な戦術が見えないペイトリオッツ

6試合を終わって思うことは、誰が出てきても戦術に変化が見られない気がするんです。バスケ経験者ではないので戦術面を語るのはおこがましいのですが、戦況をガラッと変えられるような選手交代というのが見られないというか…。外国籍選手2人もどちらも上手い選手なのですが、どちらもペイントエリアで勝負するタイプの選手でないのが気になります。このアウェイゲームが始まる前にSG/SFの富田一成選手の契約合意の発表がありましたが、必要なのはゴリゴリのCのプレーヤーな気がします。開幕2連戦では山口をはじめ、日本人選手の活躍があり勝利もできましたが、この辺の底上げもないと厳しいのかなぁと思いました。

あと、この2連戦で思ったことはファウルの基準ですかねぇ。
2戦目3Qのサンプソンの3つのファウル、どれもツッコミを入れたくなる感じですね。最後のオフェンスファウルなんかも、もう不運でしかないし、ベンチテクニカルになってもいいから、サンテイトンHCは抗議すべきだったんじゃないかと思いました。

富田一成選手、契約基本合意のお知らせとウェスリー・ミッター選手、インジュアリーリスト登録のお知らせ

10月11日、富田一成選手が契約基本合意とのリリースがありました。
ポジションはSG/SF。188㎝、88kg。1998年12月28日の22歳。愛知県出身。
ルーキーは1年目が大事。しっかりとプロとしてのやるべきことを学んで活躍されることを祈ります。

また10月20日、ウェスリー・ミッター選手がインジュアリーリストに登録されました。開幕戦からベンチ入りされておらず気になっておりましたが、早期の回復を願います。

次節、第4節は山口ペイトリオッツはリーグ戦はお休み。
第5節は11月6日、7日、ホームゲーム、宇部市 俵田翁記念体育館での開催となります。

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