2022.1.15,16 さいたまブロンコスvs山口ペイトリオッツの結果と感想(現地観戦・15日)
試合経過をしっかり追っての更新は1か月ぶりとなります。ご無沙汰しております。
前節までの山口ペイトリオッツ振り返りです。
前々節の鹿児島レブナイズ戦まで千葉や長崎、岡山といった上位チームとの対戦が続き8連敗。ようやく新年初のホームゲーム、しながわシティバスケットボールクラブとの対戦にて接戦を制しての2連勝でした。
今回の対戦相手は少なからず因縁のあるさいたまブロンコス。
決戦の舞台は、聖地・所沢市民体育館。今シーズン初の開催です。
2022年1月15日(土)さいたまブロンコスvs山口ペイトリオッツの結果と感想
さいたまブロンコスのスターターはクリークモア、ワトキンス、長島、新川、佐藤。
山口ペイトリオッツのスターターは山田、エヴァンス、山口、サンプソン、井手。
1Q:さいたま、開始直後から怒涛のラッシュ。ワトキンス、クリークモアの3ポイントでいきなり8-0、開始1分10秒でペイトリオッツ、タイムアウト。
山口のバスケットカウント、サンプソンの3ポイントで一矢報いるも、その直後、山口が立て続けに2ファウル。さいたま、佐藤のクイックモーションからの3ポイントシュートが連続で決まるなど順調に得点を伸ばしていく展開。サンプソンが3ポイントシュート4本を決め気を吐くと、エヴァンス、ミッターで追い上げるも33-25。
2Q:ペイトリオッツの誇るシューター、山口のシュートタッチがこの日は今一つ。序盤からワトキンス、ヴォールケルの活躍でリードを広げていくさいたま。残り6分、ミッター、エイケンを入れディフェンスを立て直すペイトリオッツ。ミッターのドライブが決まりオフィシャルタイムアウト(41-33)。さいたまはクリークモアが孤軍奮闘。ペイトリオッツはエヴァンス、山田、井手と積極的にゴールを狙っていきます。終了間際、井手が2ファウルと荒れだしたものの、50-42。点差は変わらず後半戦へ。
3Q:ワトキンスのダンクで始まったこのQ、クリークモアと2人大車輪の活躍。チーム全体としてファウルが増えてきたペイトリオッツ。個人ファウルはひとりひとりは少ないもののチームファウルで7つ。エヴァンスが盛り返したものの71-57、14点のビハインドで最終Qへ。
4Q:ペイトリオッツ、山田、山口、サンプソンの3ポイント攻勢で反撃の狼煙。ワトキンス、中野も連続3ポイントで取り返す。一時は10点差まで点差を縮めたもののワトキンスのシュートで15点差としオフィシャルタイムアウト(85-70)。井手が5ファウルで退場を皮切りに両チームファウルトラブルに。互いにフリースローを与え合う展開。若干点差は縮まったものの、逃げ切ったさいたまブロンコスが初戦をものにしました。95-83。
2022年1月16日(日) さいたまブロンコスvs山口ペイトリオッツの結果と感想(B3TV)
さいたまのスターティングメンバーはクリークモア、ワトキンス、長島、新川、佐藤。
山口ペイトリオッツの山田、エヴァンス、山口、サンプソン、井手。
1Q:ワトキンス、長島の得点で先制するさいたまブロンコス、山田のシュート、サンプソンのシュートファウル(長島のファウル、序盤で2つ目のファウル)のフリースローで追いかけるもこの日も序盤から好調の佐藤が3ポイントシュート2連発、クリークモア、新川も3ポイントを立て続けに決め、佐藤のミドルシュートで突き放しにかかります。山田、エヴァンスの得点、井手の3ポイントで徐々に差を縮めていきます。ここでガード陣をセカンドチームにスイッチ。徐々に徐々に点差を縮め25-20。
2Q:さいたまブロンコス、中野の3ポイントが絶好調。開始序盤に3ポイントを2本決め、ワトキンスが得点したところで山口ペイトリオッツ、タイムアウト(残り8分、33-20。エヴァンスのファウル、山口、サンプソンのターンオーバー)。しかし勢いは止まらず中野が3本目の3ポイントを決めるとさいたまブロンコスのペースは止まらず。サンプソンのトラベリング、山田、エヴァンスのファウル(エヴァンスのファウルはワトキンスのスティールを追いかけ後ろから手を出しアンスポーツマンライクファウルを宣告)で流れをつかむことが出来ない山口ペイトリオッツ。シュートファウルでのフリースローでしか得点できず徐々に点差が離れていくなかエヴァンスが得点しオフィシャルタイムアウト(残り4:50、44-25)。互いにディフェンスの強度を上げていくもリバウンドで差が出たこのQ後半、57-33で大きく点差を付けられてしまいます。
3Q:クリークモアの3ポイントで先制するも、サンプソン、井手、山田、エヴァンスとバランス良く得点を重ねていく山口ペイトリオッツ。この2連戦、初のさいたまタイムアウト(残り7:10、64-43)。ファウルはかさむもディフェンスの強度を上げるさいたまブロンコス。ペイトリオッツはエヴァンス、サンプソン、ミッターを中心にゴールを狙っていくも得点は伸びず。点差も点差となり残り3分、サンプソンに代え松尾を投入。4得点を上げこのQ終了、79-61。
4Q:出ずっぱりのエヴァンスを下げ、サンプソンを出したペイトリオッツ。サンプソンの連続得点、松尾の得点で盛り返す(79-68)も、このQ2つ目のチームファウル→タイムアウトで3選手を一気に交代で流れを引き戻しにかかるさいたまブロンコス。ここから怒涛の得点ラッシュで追い上げをみせてきたペイトリオッツを再び引き離しにかかります。ワトキンス、新川、中野の得点で盛り返すも、ペイトリオッツ、山口の2本の3ポイントシュート、サンプソンのバスケットカウント、山田の得点でオフィシャルタイムアウト(残り4:26 88-78。10点差)。しかしさいたまブロンコス、長島がうまくファウルを誘い2つファウル、4本のフリースローをすべて決め92-78、クリークモアが得点し94点、残り3分41秒、ペイトリオッツがタイムアウト。100点ゲームが見えてきたさいたまブロンコス、クリークモアの得点、ワトキンスのフリースローの1得点、新川の「Bリーグ通算1000得点」となる3ポイントシュートが決まり100点目(新川のBリーグ通算得点は1002に)。ペイトリオッツも追いすがるも万事休す。102-87でさいたまブロンコスの連勝となりました。
コートの中でも外でも同窓会のような感じ。聖地・所沢市民体育館
まぁ、なんだかんだ言っても試合が終わればノーサイド。
ブースターはそれでいいんじゃないかと思いますよね。
久しぶりの所沢市民体育館、「所沢だったから」この試合を少しは注目して観に来てくれた(元・)ブロンコスブースターも結構いらしてたのではないでしょうか。
山口ペイトリオッツとさいたまブロンコス。いい意味でライバルであればと思いました。
山口ペイトリオッツはまだ走り出したばかりのチーム、まずはバスケットの面白さを山口の皆様に知っていただく、そのためのチーム作りとしての土台作りのために招へいしたヘッドコーチであり、ヘッドコーチとリモートで話し合ってピックアップした選手たち。若さゆえの脆さ、危うさ、未熟な部分もあるかもしれないが、本当に楽しそうにゲームに臨んでいるし、贔屓目に見ても”面白いチーム、ワクワクするチーム”だと思う。もし、成田代表がそのままブロンコスにいたとしても、今のさいたまブロンコスのような強いチーム、能力の高い選手は獲れてはいなかっただろうけども。
山口も山下もエイケンも田中もみんなブロンコスを通過してきた選手たち。
逆に今のさいたまはB2を経験してきた猛者たち。これまでにはない勝つことで、勝ち進むことで見えないものが見えてきた今のさいたまブースターも多いのではないかと、思います。
まだペイトリオッツとしても、ペイトリオッツブースターとしても初めのシーズン、最初の2連戦。個人的に勝手に盛り上がってる感、しかないのですが、この先も良いライバルであれば、とは思います。
生意気なことを言えば、今のさいたまブロンコスには、独自路線で頑張ってくださいとしか言えません。
…さぁ、ようやく書きあがったぞ、ほかの投稿者さんの記事を読みにいかないとな!
追伸・この2連戦の次の日、Facebookで相互フォローになっています
ジョン・サンテイトンHCより誕生日のお祝いコメントが届きました。
ありがとう!HC!
山口ペイトリオッツをよろしく頼みます!
最後にみんな大好き、「気持ち!気持ち!気持ち!」を置いておきますね。
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