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【幸せ最優先。年輪経営】

年輪経営とは

"企業は永続的に安定成長することによって、より多くの人々を幸せにできること"

長野県の伊那市にある

伊那食品工業

(国内シェア8割の寒天を売っている会社)

という会社をご存知でしょうか?

https://www.kantenpp.co.jp/corpinfo/


皆さんのすごい会社ってどんな会社ですか?

・売上がある会社

・従業員が多い会社

・勢いのある会社

僕もこの会社知るまで、そんな風に思っていました。

しかしこの会社は

いい人が働いている、いい会社ですよ



と返事が返ってくるような会社です。

創業以来50年間ずっと増収増益。


現社長が経営理念について語られてます。

経営理念は、企業の目指す方向性であり、あるべき姿です。だからこそいつの時代でも変わらない目的そのものです。ではそれは、何なのでしょう。利益を上げる、売り上げを増やすこと、これらは企業にとって必要なことですが、これはあくまで手段です。企業の目的、あるべき姿は社会、人々の幸せを追求することであり、その中で最も重要で身近な社員の幸せを追求することではないか・・・そう考えています。だからこそ、判断基準を社員を軸に考えれば、おのずと答えは出るのではないでしょうか。そう考えれば、いわゆるリストラ、給与カット等の発想は出てきませんし、もっとシンプルに判断できるのではないかと思います。
経営はそんなに甘いもんじゃない。
それは理想論だ。
などと思われるかもしれません。
しかし、当社は最高顧問が社員の幸せを追求する「年輪経営」を掲げ、50年以上実践してきました。まだまだではありますが、このあるべき姿を追求し、実践することが、当社にとっても私にとっても「挑戦」だといえます。
そして、この思いをさらに進化させ、永続できるようバトンを引き継いでいくことが、私の役割です。まだまだ未熟ではありますが、社員とともに成長し、永続を目指していきます。

永続的な成長を目指すなら、急激な成長は抑えなければなりません。
世の中を見渡すと、急成長を望む経営が、多くなされている事に気づかされます。
急成長には、その後に必ず急激な落ち込みが伴う事を歴史が教えているにもかかわらずです。
急で、無理な成長の結末として、社員や仕入先、納入先が路頭に迷い、工場閉鎖などによって地域に迷惑をかけている会社が後を立ちません。
末広がりの成長を続けて、永続するためには、急成長はマイナスだと思います。

あの世界のトヨタの豊田社長が教えを乞う会社です。

関わる人々をとても大切にしている会社。

ドラマ半沢直樹の
『ロスジェネの逆襲』編
で半沢は言った言葉にすごい感銘を受けました
(ネタバレします。1番いいとこです笑)

「もしよかったら教えてもらえませんか」
森山は半沢に問うた。
「それはどんな信念なんでしょうか」

「簡単なことさ。正しいことを正しいといえること。世の中の常識と組織の常識を一致させること。ただ、それだけのことだ。ひたむきで誠実に働いた者がきちんと評価される。そんな当たり前のことさえ、いまの組織はできていない。だからダメなんだ」

「原因はなんだとお考えですか」
森山はさらにきいた。

「自分のために仕事をしているからだ」
半沢の答えは明確だった。

「仕事は客のためにするもんだ。ひいては世の中のためにする。その大原則を忘れたとき、人は自分のためだけに仕事をするようになる。自分のためにした仕事は内向きで、卑屈で、身勝手な都合で醜く歪んでいく。そういう連中が増えれば、当然組織も腐っていく。組織が腐れば、世の中も腐る。わかるか?」

真顔でうなずいた森山の肩を、半沢は微かに笑ってぽんとひとつ叩いた。

私自身、会社員の時に20名のスタッフを抱えている時期がありました。

会社で1番大きな売り上げを扱う責任の大きい店舗だった為、完全に自惚れていました。

自分の事だけを考えて仕事をしているのがバレたのか『あなたとは働きたくない』と直接メッセージをもらい、そのスタッフは退職しました。

その店舗では全く人材マネジメントできず、内部分裂異動(わかりやすく言えばクビ)になりました。

壊れる職場の原因は上司にあります。

まずは身近な人の幸せを追求するべき


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