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未来に繋げたい「運が良かった私のキャリア」

第39号(2022.1.26)

第38号の三井さんからバトンを受け取りました市場です。最近では、womanプロティアン広報、越境キャリアカフェなどに携わってます。本日は自己紹介含め、「運が良かったと思う私のキャリア」について書いてみたいと思います。

私のキャリア

 私のキャリアは理系研究職として始まりました。大学時代、恩師の言葉『全ての発展は、その実態を分析することから始まる』に感動して、『化学分析』を専門に選択。メーカーに就職し、配属も分析技術を使う研究所。一人暮らししながら楽しい毎日を送っていました。そんな中、30歳、35歳で出産。実家は遠く、子供が起こす突発的な事件に対応してくれる人はおらず、私のキャリアは180度変わったのでした。

運が良かった私のキャリア

 毎日が保育園と職場の往復でバタバタでしたが、それでも私は働くことが「楽しい」と思えたのです。昇進は同期から大きく遅れて悶々とすることもありましたが、今でも前向きに働けているのは、様々な面で「運が良かった」からだと思うのです。特に大きかった2つの出来事とは・・・
1.当時は珍しかった理解ある上司
「寿退社」「クリスマスケーキ」という言葉が残っていた時代、子供が居る女性はサポート業務を任されることが多くありました。育児休暇から復帰した私はその感覚で、「実験のサポートが出来るように頑張ります」と発言したのでした。それに対し、上司は「手伝いで終わらせるな」と叱って頂いたことを今でも忘れられません。そして、そのお言葉通り責任ある仕事を任せて頂いたのでした。自分でかけていたブレーキを外して頂いた。この上司との出会いは、私のキャリアを左右した大きな出来事でした。
2. サードプレイスと出会えたこと
 そうは言っても、同期から大きく遅れることになった会社人生、不安も多々ありました。ここで大きかったのは、サードプレイスと出会えたことでした。偶然見つけた『ムギ畑(既に閉鎖)』は、当時珍しかったワーキングマザー向けオンラインコミュニティ。先輩達のポジティブな姿勢に大きく刺激を受けました。例えば、3人のお子さんを育てながら役員職を務めている方、頻繁に海外出張に行かれている方など。明らかに私より大変なのに、前向きにキャリアを楽しんでいる様子に触れ、会社では出会えなかったロールモデルを見つけられたのです。

最後に

 上司の存在やサードプレイスを見つけたことで、「運が良かった」と思える私のキャリアですが、どちらもキャリアコンサルタントがカバーできる範疇、と思うのです。サードプレイスについては、まさに私達の出番!来るべき未来では、キャリアに「運の良さ」は関係ない、あらゆる人が笑顔に前向きになれる世の中を実現出来る様、これからも活動していけたらと思います。

次は面倒見の良さで勝負!の平井厚子さんにバトンを渡します。宜しくお願いします!


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