La metà della mela (2023)

イタリアのカンツォーネといえば、情熱的でベタなラブソングが思い浮かぶかもしれないが、Ligabueの楽曲には、意外とラブソングは少ない。
つい先日のインタビューでも「ラブソングは苦手。すでに世界中に多くのすばらしいラブソングがあるからね」と言っていた。
この"La metà della mela"(「リンゴの半分」の意)は、2023年9月発売のアルバム"Dedicato a noi"に収録されているラブソング。
Lucianoは特定の女性、つまり(一部のファンからは何かと風当たりが強い)自身のベターハーフを想定して書いたと明言しているが、それでもこの歌を聴くと、それぞれ自身の「半身」と思える人を思い浮かべずにいられないだろう。
La metà della mela mi sa che sei tu...
Sei tu だと断定せずに、sei tu な気がするっていうのが、リアルというか、嘘くさくなくていい。

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