見出し画像

LIVE参戦記⑦2017/9/15-16 @Palalottomatica,Roma

Made in Italy”ツアー
ローマ公演 2017/9/15-16


2016年11月に発売されたアルバム“Made in Italy”お披露目ツアー。
当初は2017年2月から5月にかけて行なわれる予定だったが、3月中旬、声帯のポリープ切除手術のため、奇しくもLucianoの誕生日翌日のミラノ公演で中断、以降予定されていた公演はすべて、9月~11月に延期された。
予定どおりの日程であったら諦めていた遠征。Lucianoには不本意な延期であったかもしれないが、9月だったら行ける! わたしにはホントにラッキー!
というわけで、延期が決まった直後の3月に公演チケットほかもろもろ速攻で手配を済ませ、待つこと半年間、ようやく9月がめぐり来た。
しかも、12年ぶりのローマ、お初のPalalottomaticaはローマ郊外EUR地区にある円形のスポーツ競技施設。

9月14日(木)
成田から直行便でローマレオナルド・ダ・ヴィンチ空港に降り立つとまず、TIM(日本で例えればNTTドコモ)のカウンターに立ち寄って、前年にMonzaで購入したプリペイドSIMに20ユーロをチャージ。のちほどネットからデータ通信ができるように申し込むとして、これで有効期限は向こう1年間延長。
今回の宿は会場のPalalottomaticaから徒歩10分ほど。タクシーで向かってチェックイン。屋外の喫煙できるテラス席でコーヒーが飲める。しかも、ウェルカムコーヒーはサービス。すばらしい!

9月15日(金)
翌朝は、機内で爆睡したせいか、4時半に目覚めてしまった。7時くらいに朝食に降りていくと、食堂ではずっとLigabueが流れている。すばらしい!
午前中はPalalottomaticaの場所を確認してからチェントロ(ローマの中心部)に出かけて、ぶらぶらする。ホテルの最寄り駅からスペイン広場まで地下鉄で約30分。Facebookに写真をアップすると、前年Monzaで知り合った推し友からメッセージが入る。ちょうどチェントロに向かうところだという。彼女と落ち合い、再会を祝う。コンドッティ通りの老舗バール、カフェ・グレコでコーヒーをごちそうしてくれた。
しばらくおしゃべりをして別れ、ぶらぶらを再開。暑い。パンテオンの中で涼もうとしたら、入場にボディ&手荷物チェックで長蛇の列。テロ厳重警戒中。マシンガンを手にした兵士が街中にうようよいる。
15時ころにホテルに戻ってひと休み。
指定席なので早めに行く必要はまったくないのだが、そわそわしてしまって、18時ころに会場に向かう。
今回はTicketOne(イタリア最大手のチケットネットショップ)からチケット引取りの案内メールが来なかったが、なんなく引取りできる。
入場時もテロ厳戒態勢で、金属探知機チェック&手荷物もすべて出して確認された。こんなのは初めて。

《1日目の座席から。思っていたより近い》

会場のキャパは1万人程度だろうか。この日の席は1階席、ステージのほぼ真横、もちろん下手のFede側。公演延期決定後にゲットしたチケットだったので、あまり期待はしていなかったが、想像していたより近い!実際、肉眼で表情がわかるくらいの距離。しかも、気のせいかもしれないが、Lucianoは反対側の上手より、こちらの下手側に来てくれる頻度が高かったかもしれない。
セットリストは、“Made in Italy”収録曲から、“La vita facile”  “Mi chiamano tutti Riko” “E' venerdì, non mi rompete i coglioni” “G come Giungla” “Ho fatto in tempo ad avere un futuro” “Un'altra realtà”の7曲。アルバムタイトルの“Made in Italy”が聴けなかったのは残念。
また、同時に、Lucianoがメガフォンを執り、7月にクランクアップしたばかりの、同名映画の一部がステージ上のモニターでお披露目された。
ほかは、お約束のライブのド定番で構成。大大大好きな“Quella che non sei”がまた聴けたし、“Certe Notti”のサビ部分では観客だけでアカペラで大合唱。また、“Marlon Brando è sempre lui”のイントロと“A che ora è la fine del mondo”のエンディングでは、FedeMaxのツインギターによる新しいアレンジになっていた。
終演後に、家族と来ていた推し友と合流。ホテルまで車で送ってもらった。

《きゃ~!!!》

9月16日(土)
朝は比較的ゆっくりしてから、自分用に密輸チーズを買いに、推し友お薦めのEatalyへGO。
Ostiense駅の近くだが、ホテルからは地下鉄で10分、さらに徒歩10分ほど。3フロアの巨大スーパーマーケットなのだが、半分くらいがイートインスペースになっていて、あまり食に興味のないわたしでもわくわくする。ひととおり探索してから、Barスペースでコーヒーを飲んでひと休み。チーズやおみやげを買って、お昼にはこれも推し友お薦めのピアディーナをイートインスペースで食べる。Lucianoの故郷エミリア地方のB級グルメ、Campovolo前夜祭でも食べたっけ。プロシュートとモッツァレッラ入りをセレクト、焼き立てでおいしい!

《ピアディーナ。オーダー後に焼いてくれる》

午後は夜にそなえてホテルで休息。
この日の指定席は、正面ややFede寄りの2階席最前列。ステージ全体がよく見渡せる。

《2日目の座席から》

セットリストは、前日とほぼ同じ。“Tutti vogliono viaggiare in prima”の代わりに、“Bambolina e Barracuda”を歌ったくらい。高額の席のせいか、前日とはちがって周りが立たないので、しかも最前列なので立ち上がりにくく、ほぼずっと着席してうっとり堪能できた。

屋根も椅子もある会場で参戦したのは実は初めて。宿も会場の近く、チェントロから離れたところだったので安く上がり、いつもながら充実の3泊5日の遠征だった。

《前方サブステージではアコースティックアレンジで》

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?