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人それぞれ…ですが…

一般人の生涯年収以上の超高級車だとか、プライベートジェットだとかを買い求めるような一握りのお金持ちもいる一方、その日食べるものにさえ事欠くような人が大勢います。
こういう状態を見て、「あまりに不公平だ」と怒る人もいるでしょうし、逆に「貧乏なのはそいつの自己責任だ」と斬り捨てるような考え方を持っている人もいるでしょう。

それぞれの方が、自らの考え方を「正しい」と考えているのでしょうから、「道徳的に…」とか、「資本主義として…」といったモノサシを持ち出しても、なかなか歩み寄れないでしょう。結局は、人生観、人生に対する価値観の違い、とも言えますし。
多くの人が感じているように、資本主義は全く完璧じゃないと思いますが、結果から見れば、おそらくモノがなかった時代には、「他より多少はマシだった」んだろうと思います。

そして、その資本主義そのものも、少しずつ変化の兆しが見られているように思います。
会社が社会に存在し、役立ち続けるために一定の「利益」は必要だとしても、「例えば、社員を極限まで減らし、より多く稼ぐこと」が正義ではなくなりつつあるように思います。
一時期の、お金第一、株主第一という考え方から、会社ごとにその存在意義と照合して「正しく行動できているか」が問われるようになってると思います。

このように社会が変化していることを考えると、冒頭でお話したような、超高級車やプライベートジェットを買う人、売る人っていったい…?!という価値観になっていくのかもしれませんね。
まぁ、本当にお金を持っている人は、他の人に奪われないように、さらに資産を増やすことに頭を使っているんでしょうから、僕のような一般庶民に何か言われても…って感じかもですが。

そもそも僕は、財産の多寡で天国と地獄に分かれることもない(そもそも、天国と地獄があるのかもわからないですけど笑)と思っているのと、もしそんな大金があったら、超高級車やプライベートジェットを買うのではなくて、学校をつくるとか、経済困窮児の学費を肩代わりするとか、より良い社会になるような、未来への投資をしたいと思っています。

その背景にあるのは、「人生は有限で、100%の確率で死ぬこと」が決まっていると考えているからです。
そういった意味で言えば、今よりもう少しだけ広い家に住めたら嬉しいな、くらいは思いますが、今の10倍の広さである必要はないと思っています。

デジタル技術が浸透してきた今、お金もデジタルへ移行すれば、例えば、共感コミュニティ通貨eumoのような「時限的なお金(=貯められないお金)」も作れるでしょうから、多くの人たちが必要以上のお金は不要、という考えになっていくかもしれませんね。
https://currency.eumo.co.jp/

ということで、今日はこの辺で。


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