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「私じゃ無理・・・」な未来否定からの脱却!ポジティブな未来を描く3つの方法


自己否定しただけで起こること

  • 「私じゃ告白しても振られるだけ」

  • 「好きになってくれる人なんていない」

  • 「デートの経験なんてほとんどないから、きっとつまらない人だと思われる」

そんな言葉を自分自身に言い聞かせることはありませんか?
これらは一例ですが、これらのような否定的な言葉は、実は『言う事自体が』自分自身の「自尊心」に大きな影響を与えています。

自信が無いからそのような事を思ってしまう気持ちはわかります。
だけど、その言葉を発する度に、自分で自分の自己評価を下げ、行動を制限し、挑戦の意欲を鈍らせてしまっているのです。

未来に対する否定的な予測をする人は、自分自身の能力を過小評価する傾向にあります。これが結果的に自尊心を低下させ、新しい挑戦から遠ざける原因になります。否定的な未来予測は、自分が失敗するだろうと思い込むことで、その予測が当たる(=予測通り失敗する)ように働きかけます。つまり、失敗するだろうと予測すると、無意識的にそれに合わせて行動し、結果的に失敗する可能性が高まるのです。

さらに、否定的な未来予測は、自分自身の可能性を制限します。自分が失敗するという未来を予測すると、それに対する恐怖や不安が心に芽生え、新しいことを試す勇気を奪い、成長のチャンスを失うことに繋がります。

これらの問題を解決するために、否定的な未来予測を改善し、ポジティブな未来像を描く練習をすることが大切です。この記事では、その方法と具体的なアクションプランを紹介します。

自己否定するだけでなぜ悪影響が? 〜自己成就予言〜

まず、否定的な未来予測が自信に与える影響のメカニズムを理解することは、この問題に対処する上で非常に重要です。

否定的な未来予測は、自己認識と自己評価に深く根ざした思考パターンです。言い換えると、「自分自身をどのように認識し、自分の能力や価値をどのように評価するか」に関連した思考パターンを指します。

たとえば、「私は何をやってもうまくいかない」という思考パターンがある人は、これが自己認識(自分がどのように物事を扱うかについての自分の見解)と自己評価(自分の能力や成功の可能性についての評価)に影響してしまいます。

このような思考パターンは、過去の経験や言われたことに基づいて形成され、自分自身の(良かれ悪かれ)信念として定着します。それが行動や意志決定に影響を与え、自分がどのように世界を見るか、そしてそれに反応するかを決定します。

つまりこの思考パターンは、「あの時はたまたまそうだっただけかもしれない」過去の経験に基づいて、未来を予測してしまいます。しかし、この視点が否定的であると、未来も全て否定的に見え、それが自己評価を低下させ、自信を損なうことにつながります。

否定的な未来予測は、無意識に自分の行動・考えを制限します。たとえば、あなたが「私は成功できない」と思うと、その信念はあなたの行動に影響を与え、成功するために必要なリスクをとることや新しい挑戦をすることから遠ざけてしまいます。その結果、否定的な予測が現実となり、それが再び否定的な予測を生むという悪循環に陥ります。

また、否定的な未来予測は、ストレスや不安を増大させ、心理的な健康にも悪影響を与えます。これらの感情は自信を損ない、あなたの思考、行動、決断を制限します。このような現象を、「自己成就予言」と言います。

したがって、否定的な未来予測を打破し、自信を回復するためには、思考のパターンを変え、自己認識を深め、未来に対するポジティブな視点を養うことが必要です。

ネガティブ思考を打破するために

大事なことは、ポジティブな未来像を描く練習です。これは、自分が期待する未来を明確に視覚化し、それを現実のものとする能力を強化する方法です。

ポジティブな未来像を描く練習は、自信と自己評価を高めるために非常に効果的です。自分が成功する未来を想像することで、自分自身の能力と可能性に対する信念が高まります。この新たな信念は、新しい挑戦を受け入れ、自己成長を促進する勇気を引き出す助けとなります。

また、ポジティブな未来像を描くことは、ストレスや不安を軽減し、より気分を上げてと思考をスッキリさせます。明るい未来のビジョンを持つことで、困難に直面しても、その困難が一時的なものであり、未来には成功が待っているという確信が得られるようになります。

さらに、ポジティブな未来像は具体的な目標設定を可能にし、それに向かって進むための行動計画が作成できるようになります。これにより、日々の行動が目標に対して意味を持ち、成功に向かう確信が増すのです。

これらの理由から、否定的な未来予測を乗り越えるためには、ポジティブな未来像を描く練習が欠かせません。

具体的にどうする?

ネガティブな思考は「クセ」のため、すぐに治すことは難しいです。しかし、植物が成長するように、思考に挿し木をして伸びる方向を矯正する事で、徐々にポジティブ思考に切り替えていく事が可能です。

下記に、私自身が実践して効果があったアクションを3つお伝えします。

ポジティブ日記

毎日5分間、未来の自分が成功している姿を具体的に想像する時間を設けましょう。それがビジネス上の成功であれ、パーソナルな成功であれ、その成功した自分の具体的な状況、感情、行動をノートに文章と絵で記録します。具体性があるほど、その未来像に対する自分の信念が強まります。
さらに、その日に自分が達成した小さな成果や、良いことも書き留めることで、自信を築くためのポジティブな思考の芽を作り出します。

強制ポジ行動

このテクニックは、自分の心理状態を外からコントロールする方法です。少し奇妙に見えるかもしれませんが、体が行動をすることで心がそれに反応し、気分が変わることが証明されています。不安や落ち込んでいる時、あるいはネガティブな感情が芽生えた時こそ、思い切って両手を上げ、「ヤッター!」と大きな声で叫んでみてください。この行動は気分をリフレッシュし、ポジティブなエネルギーを再び引き出す力があります。

瞑想

瞑想は自己認識を深め、心の静けさと明確さを増すための強力なツールです。スティーブ・ジョブズなどの多くの経営者も実践していた事で有名です。毎日数分間、静かな場所で座り、目を閉じて、呼吸に集中します。4秒間吸い込み、4秒間息を止め、そして4秒間息を吐きます。これを何度も繰り返します。この一連の行動は、心を落ち着かせ、集中力を向上させ、ポジティブな未来像を描く力を強化します。

まとめ

否定的な未来予測は自信を損なわせる一方で、ポジティブな未来像を描く練習は自信を高める効果があります。
「ポジティブ日記」をつけることで未来への明確なビジョンを持つようになり、自己評価と自己信頼が向上します。
「強制ポジ行動」を活用すると、気分を明るく保ち、困難を乗り越える力を引き出します。
「瞑想」は心の静けさを保ち、深い自己認識を促し、ポジティブな未来像を描く能力を強化します。
これらのアクションにより、否定的な未来予測のパターンを打破し、成功への道を切り開く自信を持つことができます。一歩一歩の行動が、自分自身の未来を形作っていきます。毎日の小さな行動が、大きな変化を生み出すことを信じてください。

あなたなら、絶対大丈夫です😊

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