【125】3分ドラマ脚本「みそじ婚」27話

3分の脚本です。
ぜひ、演技の稽古などに使ってください!
映像化したい場合はお問合せください。

登場人物

・新山亜希(30)…会社員
・石島裕(30)…亜希の幼馴染み
・飯田美南(29)…亜希の同期
・同僚1
・矢部(50)…編集長
・新山真美(59)…亜希の母
・松野桃子(20)…モデル
・二宮(40)…桃子の事務所の社長

▼台本

▼本文

〇オフィス・中
亜希が自席にいる。雑誌の桃子のアクセサリーページを眺めている。
 
〇(フラッシュ)同・休憩室
美南「まぁ、それはそうかもだけど、編集長が変えたならなんか理由があるんじゃない?」
 
〇(元の場所)オフィス・中
小さくため息をつく亜希。
 
〇本屋・全景
 
〇同・中
女性ファッション誌が並んでいる。その中に『FLOUR』が置いてあ
る。
FLOURを手に取り、レジに持っていく桃子。桃子は嬉しそうである。

〇おしゃれなバー(夜)
美南と亜希で飲んでいる。
亜希「なんか桃子ちゃんに申し訳ないって言うかさぁ…」
美南「編集長に聞いてみればいいじゃん」
亜希「そんなん無理に決まってんじゃん。でも、桃子ちゃんこれをきっかけにうちでモデルできるといいなぁって思ったんだけどな」
美南「すごい可愛かったもんね」
亜希「うちに出たいって思ってくれてる人がいるってやっぱり嬉しいじゃん?」
美南「まぁ、そうね」
亜希「やっぱりがっかりしたよなぁ…」
美南「ここでうじうじしててもしょうがないじゃん。仕事の心意気どこ行った?」
亜希「なんかさ、結婚前提に付き合うことんなって」
美南「?! は…?」
亜希「なんか恋愛始めたら仕事上手くいかなくなってきた気がする…」
美南「待って、いろいろ衝撃なんだけど」
亜希の携帯の通知がくる。
亜希「あ、ちょうどラインだ」
美南「亜希結婚すんの?!」
亜希「…いや。そういうわけではないんだけど…前提に付き合いましょうみたいな」
美南「急に進むじゃん。まじどういうこ
と?」
亜希「んー…」

×   ×   ×

亜希のグラス、美南のグラス、もうひとつグラスが増えている。
亜希、美南、裕がいる。

亜希「こないだちゃんと紹介できなかったから…。彼氏の…!裕です」
裕「(少し照れくさそうに会釈をする)」
美南「どうも…」

(つづく)

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