【156】3分ドラマ脚本「みそじ婚」56話

3分の脚本です。
ぜひ、演技の稽古などに使ってください!
映像化したい場合はお問合せください。

登場人物

・新山亜希(30)…会社員
・石島裕(30)…亜希の幼馴染み
・飯田美南(29)…亜希の同期
・同僚1
・医師
・矢部(50)…編集長
・新山真美(59)…亜希の母
・松野桃子(20)…モデル
・二宮(40)…桃子の事務所の社長
・佐藤…同僚1
・飯田…同僚2
・Barの店員

▼台本

▼本文

〇オフィス・廊下
小物を持ったまま歩く亜希。
 
〇同・会議室
中に佐藤と飯田が居る。
亜希がやってくる
亜希「小物持って来たよ」
小物を机に置く亜希。それを手に取る佐藤。
佐藤「かわいい~」
亜希「でしょ。じゃあこれ写真撮ってまと
めるの佐藤ちゃん頼める?」
佐藤「もちろんです」
嬉しそうな佐藤。そんな佐藤を不満そうに見る飯田。
亜希「…」
 
〇同・中
佐藤を探す亜希。
 
〇同・休憩室
飯田が同僚3と話している。
飯田「ファッションの企画ならいいんだけどさぁ、なんかパッとしないし。てか妊娠の代打とか急すぎて超迷惑」
同僚3「あはは。だよねー」
 
〇同・休憩室前
飯田と同僚3が話しているのを聞き、引き返す亜希。
 
〇同・衣装部のオフィス
亜希が机に腕を付き、ため息を付いている。
美南の声「また小物?」
美南がやってくる。
亜希「いや。…なんか疲れちゃって」
美南「なんだそれ。ここ休憩室じゃないから」
亜希「でも衣装もちょうど決めてなかったし。ねぇ、この日誰か衣装は入れない」
美南「ウチが大丈夫なら入るけど」
亜希「あー!!お願い!!」
美南「企画的には部屋着?」
亜希「うん。桃子ちゃんだからラフな普段着でもいいかなぁって。できればリアルなやつ」
美南「ちょっと見てく?イメージだけでも」
亜希「うん」
   
〇同・衣装室
資料と衣装を見ながら、ああだこうだ話す美南と亜希。
亜希「なんかやっぱ楽しいな…」
美南「?」
亜希「仕事。楽しい」
美南「…」

(つづく)

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