【132】3分ドラマ脚本「みそじ婚」34話

3分の脚本です。
ぜひ、演技の稽古などに使ってください!
映像化したい場合はお問合せください。

登場人物

・新山亜希(30)…会社員
・石島裕(30)…亜希の幼馴染み
・飯田美南(29)…亜希の同期
・同僚1
・矢部(50)…編集長
・新山真美(59)…亜希の母
・松野桃子(20)…モデル
・二宮(40)…桃子の事務所の社長

▼台本

▼本文

〇亜希のマンション・中(夜)
ソファーでパソコンに向かって仕事をしている亜希。母・真美が髪が濡れたままやってくる。
真美「お風呂どうぞ」
亜希「あ…ドライヤーそっち」
真美「あんた休みまで仕事してんのねぇ」
亜希「んー…まぁいつもじゃないけど。てゆうかお母さん、大丈夫なの?お父さん、家(うち)に一人にして…」
真美「髪の毛乾かしてこよっかなぁ」
去っていく真美。
亜希「(首をかしげて)…?」
 
〇とある駅・全景(朝・日替わり)
 
〇同・前(朝)
裕が待っている。
亜希がやってくる。裕に気付き、嬉しそうに近寄る亜希。
裕「おはよう」
亜希「おはよう。待っててくれたの?」
裕「まぁ。土日全然話せなかったし。お母さんいるだろうから連絡するのもなぁって」
亜希「いろいろごめんねホント…。でもお母さんなんか変なんだよね。今までお父さん一人にして泊りに来たこととかなかったし」
裕「そうなの?まぁ、たまにはおばさんとゆっくり話してみてもいいかもね」
亜希「いやいや…」
裕「親子でいる時間って限られてるわけだし」
亜希「(裕を見つめて)…」
裕「あ、ごめん。変な意味じゃなくて。俺が言うとやっぱ変か」
亜希「そんなことないよ」
 
〇ビル・外観(朝)

〇亜希のオフィス(朝)
すでに数人出社いる。
亜希がやってくる。
亜希「おはようございます」
席に着くと、亜希の席には大量の資料が積まれている。
亜希「…!」
資料に少し目を通すと、「〇〇マニア女子」など、亜希の企画(FLO
UR大好き女子連載)に役立ちそうな資料である。
亜希「これ…」

亜希は編集長の部屋の方を見つめ、うれしそうな表情。
亜希は自席に座り、気合いの入った表情でパソコンを開く。

(つづく)

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