【143】3分ドラマ脚本「みそじ婚」45話

3分の脚本です。
ぜひ、演技の稽古などに使ってください!
映像化したい場合はお問合せください。

登場人物

・新山亜希(30)…会社員
・石島裕(30)…亜希の幼馴染み
・飯田美南(29)…亜希の同期
・同僚1
・医師
・矢部(50)…編集長
・新山真美(59)…亜希の母
・松野桃子(20)…モデル
・二宮(40)…桃子の事務所の社長

▼台本

▼本文

〇カフェ・店内(夜)
桃子、二宮、亜希がいる。
亜希「すいません、結局企画もあんまり関われない感じで…私も本当はもっとがっつりやりたかったんですけど…」
二宮「それより体調は大丈夫なんですか?」
亜希「え…?」
二宮「矢部さんが新山さん、今体調があまり良くないって言っていたので」
亜希「編集長が言ってたんですか?」
二宮「はい。だから今回は新山さん、全体見る方に回ってもらってるって言ってたので」
亜希「……そうだったんだ。私は大丈夫です。あと…桃子ちゃん、ごめんなさい」
桃子「?」
亜希「二宮さんには言ったけど、私ずっと桃子ちゃんに謝りたくて…。アクセサリーページ、桃子ちゃんの顔、ちゃんと載せたかったんだけど、桃子ちゃんはモデルとしての素質がすごいあるから、デビューするならちゃんと誌面に載せたいっていう編集長の意向でああなりました。とはいえ…期待を持たせてしまったというか…」
桃子「いえ。私は…本当に嬉しかったんで。それに今回の企画も…新山さんがこのことで作ってくれたって矢部さんから聞いて」
亜希「うん。だから一回目、引き受けてくれて、本当に感謝してます。ありがとう!」
頭を下げる亜希。
二宮「新山さん、頭下げてばっかりですよ。こないだも言いましたけど私と桃子は感謝してるんですから。それよりも今はご自身のことに気を遣ってください」
桃子「私、また新山さんと仕事できるようにがんばるので」
亜希「桃子ちゃん…ありがとう」
桃子「企画の撮影は新山さんも来るんですよね?」
亜希「うん。それは…!」
桃子「撮影、楽しみにしてます!」
笑顔で亜希を見る桃子。
亜希「…はい。お願いします」

〇亜希のマンション(夜)

ソファーでぼーっとしている亜希。

〇(フラッシュ)カフェ・店内

二宮「矢部さんが新山さん、今体調があまり良くないって言っていたので」

〇(元の場所)亜希のマンション(夜)

亜希「…」

(つづく)

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