【150】3分ドラマ脚本「みそじ婚」50話

3分の脚本です。
ぜひ、演技の稽古などに使ってください!
映像化したい場合はお問合せください。

登場人物

・新山亜希(30)…会社員
・石島裕(30)…亜希の幼馴染み
・飯田美南(29)…亜希の同期
・同僚1
・医師
・矢部(50)…編集長
・新山真美(59)…亜希の母
・松野桃子(20)…モデル
・二宮(40)…桃子の事務所の社長

▼台本

▼本文

〇亜希のマンション・寝室(夜)
考え事をしている亜希。携帯で「子宮 手術 妊娠しにくくなる?」と携帯に打ち込み、検索をする。
ネットの記事に目を通す亜希。
 
〇裕の家・中(夜)
「彼女 子宮 異形成」で調べる裕。
 
〇亜希のマンション・寝室(夜)
しばらく読み、ため息を付く亜希。
 
〇裕の家・中(夜)
ため息を付く裕。
 
〇オフィス・外観(朝・日替わり)
 
〇同・中(朝)
「FLOUR編集部」という札。
出社してくる編集部のメンバーたち。亜希も出社してくる。
亜希「おはようございます」
佐藤がやってくる。
佐藤「新山さんおはようございます」
亜希「おはよ」
佐藤「美術打ち合わせ決まったので、詳細送りました。確認お願いします」
亜希「うん!ありがとう!」
佐藤はまだ亜希のところにいる。
亜希「…どしたの?」
佐藤「あ…えっと……」
亜希「?」
佐藤「確認お願いします」
去っていく佐藤。
様子がおかしい佐藤を不思議そうに見る亜希。
 
〇同・カフェ
ランチをしている美南と亜希。
美南「で、どうだった?病院」
亜希「んー…とりあえず経過観察、みたいな」
美南「まじ?」
亜希「まぁ、でもなんか不安だよね。子宮って見えないし、お腹痛いとかもあんまなくて」
美南「子宮系ってそう言うよね…」
亜希「なんかさ、妊娠とか出産とかあんま意識したことなかったんだけど色々考えちゃった」
美南「まぁ、うちらももう30だしね」
亜希「だよねぇ…でもまだ結婚もしてないのにさ」
美南「それな。うちなんか相手もいないし」
亜希「仕事が楽しくなってくる頃にそういうの考えなきゃいけない年齢ってなんかさ女ってなんだろうね」
美南「わかる。うち来世は絶対男って決めてる」

(つづき)

▼お問合せ

▼連絡先

mail:akari.3zuki@gmail.com


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?