【142】3分ドラマ脚本「みそじ婚」44話

3分の脚本です。
ぜひ、演技の稽古などに使ってください!
映像化したい場合はお問合せください。

登場人物

・新山亜希(30)…会社員
・石島裕(30)…亜希の幼馴染み
・飯田美南(29)…亜希の同期
・同僚1
・医師
・矢部(50)…編集長
・新山真美(59)…亜希の母
・松野桃子(20)…モデル
・二宮(40)…桃子の事務所の社長

▼台本

▼本文

〇亜希のオフィス・休憩室前
美南が入ろうとすると裕が出てくる。
美南「(振り返って)え?!」
颯爽と去っていく裕。
   
〇同・休憩室・中
亜希がいる。美南がやってくる。
亜希「おつかれ」
美南「今の亜希の彼氏だよね?」
亜希「うん。仕事で来てたみたい」
美南「あ、そっか…」
コーヒーを買う美南。
亜希はぼーっとしている。
美南「戻んないの?」
亜希「んー…なんかねぇ…」
美南「珍し」
亜希「はは…」
美南「まぁ、亜希には彼氏がいるじゃん」
亜希「でも彼氏は…仕事とか関係ないじゃん?」
美南「どっちもは欲張りじゃね?ひとつあれば十分っしょ」
亜希「でも私は…!仕事がやりたいの」
美南「…」
亜希「…ごめん」
去っていく亜希。亜希を心配そうに見つめる美南。
 
〇同・休憩室前
休憩室のガラス越しに亜希と美南のやり取りを見ている編集長・矢部。
 
〇同・中
自席で仕事をしている亜希。
矢部がやってくる。
矢部「佐藤さん」
同僚1(佐藤)「はい」
矢部「ちょっといいかしら?」
佐藤「はい」
佐藤は亜希を気にしながらも矢部に付いていく。
佐藤と矢部の様子を気にする亜希。
周囲も亜希の様子を気にしている。

〇道(夜)
歩いている亜希。
ガラス張りのカフェの中に二宮と桃子を見つける。
ふと桃子と目が合い、桃子が手を振ってくる。
会釈をする亜希。

(つづく)

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