【139】3分ドラマ脚本「みそじ婚」41話

3分の脚本です。
ぜひ、演技の稽古などに使ってください!
映像化したい場合はお問合せください。

登場人物

・新山亜希(30)…会社員
・石島裕(30)…亜希の幼馴染み
・飯田美南(29)…亜希の同期
・同僚1
・医師
・矢部(50)…編集長
・新山真美(59)…亜希の母
・松野桃子(20)…モデル
・二宮(40)…桃子の事務所の社長

▼台本

▼本文

〇亜希のオフィス・休憩室
ため息を付く亜希。
美南がやってくる。
美南「亜希」
亜希「(振り返って)美南」
美南「体調大丈夫?」
亜希「え?」
美南「昨日早退したんでしょ?」
亜希「あー…うん」
美南「最近ちょくちょく体調悪そうだったもんね」
亜希「…え、私が?」
美南「うん。…え?」
亜希「え?」
美南「なに、自分でわかってなかったの?」
亜希「わかってなかったというか…忘れてたというか…」
ため息をつく亜希。
美南「まぁ亜希はずっと突っ走ってるからなぁ。疲れてんのかもね」
亜希「(うつむいて)…」
美南「え、どした?」
亜希「なんかいろいろ重なっててさ…」
美南「(亜希を見て)うん。飲みいこ。てか普通に気分転換しよ。山登りとかどう?」
亜希「なんで山登り?(笑)」
美南「たまにはマイナスイオン浴びたいじゃん」
亜希「だね」
 
〇オフィス・中
自席で仕事をしている亜希。亜希は編集長の部屋の方を見る。
ため息をつく亜希。
 
〇亜希のマンション・中(夜)
帰ってくる亜希。時計は20時。
亜希「20時…」
ふぅと息を吐くと、自炊を始める亜希。
✕   ✕   ✕
亜希「いただきます」
亜希の目の前には自炊したごはん。
ごはんを食べ始めるとインターホンが鳴る。
✕   ✕   ✕
裕がやってくる。
裕「え、作ったの?珍し」
亜希「うん。なんか、自分のこともちゃんとしなきゃなぁって思って」
裕「うん。そうして、俺の彼女なんで」
亜希「…(笑)」
裕「俺も食べていい?」
亜希「あ、うん。残ってるのよそるね」
裕のごはんをよそる亜希。亜希をやさしく見つめ、椅子に座る裕。

(つづく)

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