【161】3分ドラマ脚本「みそじ婚」61話

3分の脚本です。
ぜひ、演技の稽古などに使ってください!
映像化したい場合はお問合せください。

登場人物

・新山亜希(30)…会社員
・石島裕(30)…亜希の幼馴染み
・飯田美南(29)…亜希の同期
・同僚1
・医師
・矢部(50)…編集長
・新山真美(59)…亜希の母
・松野桃子(20)…モデル
・二宮(40)…桃子の事務所の社長
・佐藤…同僚1
・飯田…同僚2
・Barの店員

▼台本

▼本文

〇オフィス・中
「FLOUR編集部」という札。FLOUR編集部のメンバーが数
人いる。
亜希がパソコンに向かっている。
同僚3「〇月号きました~」
同僚3が〇月号の雑誌を持ってくる。
編集部一同が集まり、雑誌を手に取る。
亜希も雑誌を手に取り、ページをめくる。
亜希の新企画ページを開く。
亜希「(嬉しそうに)…!」
飯田も雑誌を見て嬉しそうである。
飯田は携帯を取り出すと写真を撮る。
シャッター音に気が付く亜希。
飯田「(亜希に気付いて)あ、佐藤ちゃんに」
亜希「ふふ。ありがと」
編集部1「にしても桃子ちゃんかわいいねぇ」
編集部2「ねぇ」
雑誌をもう一冊手に取り、歩き出す亜希。
 
〇同・編集長の部屋の前
雑誌を持ち、ノックをする亜希。
矢部の声「はい」
亜希「失礼します」
 
〇同・編集長の部屋
編集長・矢部がいる。亜希がやってくる。
亜希「新刊届きました」
編集長に新刊を渡す亜希。
矢部「珍しいわね。あなたが持ってくるの」
亜希「…編集長にお礼が言いたくて。この
企画実現するまでに色々あったので」
矢部がページを開くと亜希の企画ページ。
亜希は矢部が雑誌を見ている様子を見ている。
矢部「何」
亜希「いえ…」
矢部「どうなの、あなたは」
亜希「え?」
矢部「自分の納得いくものはできたの」
亜希「……はい!めちゃくちゃ!」
矢部「(亜希を見て)…」
亜希「あ、すいません、とっても」
矢部「まぁ、ここからが勝負よ。ここから続いていくんだから」
亜希「はい。でも、一旦ありがとうございます」
矢部「お礼は売上上げてから言って」

顔を見合わせて笑う矢部と亜希。

亜希「失礼します」

(つづく)

▼お問合せ

▼連絡先

mail:akari.3zuki@gmail.com


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?