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英語を聞かせる前に伸ばしたい〇〇力

今は0歳のうちから取り組める英語教材もたくさんありますよね。
ただ、語学学習のベースにもなる「〇〇力」をぜひ先に伸ばして欲しいと思っています!

それは、「聴く力」。

英語などの語学学習ではリスニング練習が必須になってくると思いますが、そのときに必要になるのがこの「聴く力」。
音楽を楽しむための音感にも繋がります。

ひとことで言うなら、「小さな音の変化も聴き分けられる能力」。


赤ちゃんの耳は、だいたい妊娠7〜8ヶ月頃から聞こえていると言われています。
お母さんの声はダイレクトにお腹の中に響きますし、外の音も羊水を通してくぐもってはいるものの、聞こえている事が分かっています。

ただ、生後すぐの赤ちゃんと大人の耳で大きく違うのが、「音を選択する力」。

どういうことかと言うと・・・。

大人の耳は、たとえばザワザワしたレストランでも、目の前にいる話し相手の言葉を聞き取る事ができます。
これは「カクテルパーティー効果」と言われていて、耳に入ってくるたくさんの音の中から聞きたい音だけを選択し、必要ない音をシャットダウンする能力です。
でも赤ちゃんにはこの能力がありません。
自分に向かって話しかけられている言葉も、周囲のザワザワした雑音も、同じように聞こえてきます。
周囲がざわついた環境では、目の前の音に集中することがまだできないのです。

なので、赤ちゃんの「聴く力」を育てるには、ある程度静かな環境で、赤ちゃんの耳に心地よい音に耳をすませる時間が必要になります。
ちなみに赤ちゃんの耳に心地よい音とは、聞き慣れた人の声や、シンプルな楽器(ベビー用の鈴やタンバリン、木琴などがおすすめ!)。
1日のうち、少しだけテレビやCDなどのBGMを止めて、歌を歌ったり、楽器の音に耳をすませてみてはいかがでしょうか。

楽器は日用品でも代用できると思います!
たとえば紙コップを逆さまにしてトントンと叩いたり。
その後に紙コップを耳に当てて底をトントンと叩くと、さっきとは全然違う音がします!
洗ったミルク缶にいろんなものを落としてみて、音の変化を感じるのもいいかもしれませんね🎵

ぜひお家にあるもので、色々な種類の音を探してみて下さい♪

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