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【雑記】美しき裏切り
優美な外観を誇るものには、
つい中身にも同じくらいの美しさや充実を期待してしまうもの。
・・・ふと、そんなことが頭を過る。
かつて、金と宝石で贅沢に飾られた
豪華なイースターエッグを手にしたときのあの感覚。
見た目の華やかさとは裏腹に、その中身は無為な空虚。
そんな逆説的な関係性が、
不思議なほど妖しくも美しく感じられたり。
「虚」とは単なる無ではなく、
「何もない」という存在が、その中で唯一の意味を持つもの。
積極的な「無」としての存在。
美しいものに魅了され、
中身を知らずに引き寄せられ・・・、
そして、真実を知った瞬間に感じる、
美しい裏切りの喜び。
感嘆の溜息をもって、
その美しくも裏切られた体験に喜びを見出すような
何か、そうしたものは無いかしら…?
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