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あなたは本当に分かってるんですか?

辞めてしまう同僚の送別会があった。年齢も明らかに上だったので、というか年を聞いて思ってたより上だったけど、頼りにしていたし、よく相談に乗ってもらっていた人だったので悲しかった。でも気持ちよくきれいに辞めていくその人を見て、すごいなぁ、いいなぁとしみじみと思った。

が、楽しい飲み会の最後にベテランの女性たち(一人は私より若い女性)と話すタイミングがあり、その時に「今の担当国ダメだって言ってたら他の国どこも無理ですよー」と言われて一気に酔いが覚めた。

生活するだけで言ったらたしかに発展してるから楽だろうけど、周知の事実で色んな大変さがあること知っててそう言ってるのかと、一気に冷めた。私が毎回出張のたびに5キロ痩せる意味が分かりますか、と。

あぁ、この人たちは同じ国だけやって本当に分かんないんだなぁと思い、テキトーにスルーしておいた。でも悔しい。私の過ごした大変さをこの人たちは何も知らないのかと。井の中の蛙はあなた方なのではと思いつつ、女性は怖いので何も言えないし、ここで敵に回すのは何も良いことはないので言わない。

ある意味、平和な人たちだし、本当に本当に自分に自信があるんだろうなぁと思った。私はこの仕事自体がすごいことをしてるとは思わないし、特に誇りにも思わないけど、この人たちはきっと思ってる。胸を張ってる。

私みたいに自尊心が低すぎるのも問題だけど、勘違いを生む組織体制もどうかと思ったのであった。

ここから翌朝追記。

結構酔っ払っていたとは言え、ちゃんと気持ちが書かれていて(書いた記憶は薄っすら)、つまりそれくらい気分を害されたってことなんだなぁと思った。

つまるところ、ベテラン先輩風吹かした女性たちが嫌いってことでいいと思った。関わりは最小限、願わくばゼロでいこうと思う。