ディスカッションの効用
私はディスカッションが好きだ。でも会議は嫌いだ。
我ながらなんて素敵な出だし。すいません、自分で自分を褒めてないとやっていけないんで。忙しさで忙殺される中、グッジョブは自分に向けないとね。
会議というとなんとなく不毛な印象を受けるのは私だけだろうか、日本の会議は大概不毛だと思う。だって人がいるだけで、ただの報告会なんだもの。話し合って何か決めるのが本来の会議なのに、偉い人にご報告申し上げて、偉い人から有難い(実際はありがたくない)コメントを頂戴する、馬鹿げた茶番である。
今週はずっとオンライン会合を設定しているのだけど、ポイントとしてはディスカッションなのである。立場及び役割の違う人たちが意見を交わす、あーだこーだと話し合う。これってね、重要。物事というのは多角的な視点が必要なのである。日本のようにあれが正しい、規則だから、慣例だから、とか言ってる社会はアカンよ。
日本と海外で繋いでの会合だったのだけど、面白い。共通のトピックで自由に意見を出してもらう感じだったのだけど、今日の会は議論が深かった。聞いてて面白かったし、中立の立場である私たちにも考えさせられる投げかけがあったりと、参加者全員が巻き込まれている感じがとてもよかった。特定の人のための会議というのは面白くない。参加者全員が当事者でなければ、本来の意味での会議は成り立たないのではと思う。
オンライン会合2回が終わった後にスタッフと振り返りをしたのだけど、今回外部の方々からいただいた意見について、今度は内部で話し合う。私たちとしての対策を練る。すごい充実感ね。
私は新参者でぶっちゃけよくわからないまま事業を回しているのだけど、関係者を巻き込みまくって、私が舵を取りつつも内外問わず意見を取り込みまくるスタイルである。これね、いいよ。最近現地スタッフともざっくばらんにいろんな議論ができるようになってきたし、外部の人とのコミュニケーションも活発になってきた。良い感じである。
ザ・ジャパニーズスタイルな不毛な会議は嫌いだけど、こういうのは積極的にやっていきたいなと思った一日だった。明日頑張れば金曜は休み。今週はなぜか日本のカレンダー通りのお休み。いぇい。ハイキューを読みに行くぞー。