コミュニケーションが苦手な者同士だからこその「居心地の良さ」があるかもと思った話
私は人見知りで、人付き合いがあまり得意ではありません。
一度関係性が築けたらスムーズにコミュニケーションをとれるようになるのですが、そうなるまでにかなり時間がかかってしまいます。
人との距離感を計るのがとても苦手で・・・。
どこまで踏み込んでいいのか迷ってしまうので、距離を縮めたくても他人行儀な雰囲気を醸し出してしまうんですよね。
過度に気を遣いすぎて、相手に遠慮させてしまったのではと反省することも多々あります。
そんな私ですが、ライフワークとしてコンサルティングやカウンセリング、コーチングといったセッション業に強い関心をもっています。
今年はコーチング講座を受けましたし、過去にはファシリテーション講座を受講した経験も。
これからキャリアコンサルタントの勉強を始める予定もあります。
コミュニケーションに苦手意識はありますが、人と話をすることは面白いですし、会社でのワークライフバランスに関わる相談業務にもやりがいを感じています。
でもやはり、「コミュニケーションに苦手意識があるのに、セッション業をライフワークにできるのか?」と思うことがあります。
仮にできたとしても、ストレスを感じながら仕事をすることになるのではという懸念も抱いています。
ですが、最近、コミュ障の私は「コミュニケーションおばけ(=コミュニケーション能力が非常に高い人)」な人がちょっと苦手に感じることがあり、控えめなコミュニケーションの人と付き合う方がリラックスできるかもということに気が付きました。
「あ、この人コミュニケーション能力がめっちゃ高そう」という印象を持ったとき、「急に話題を振られたらどうしよう」とか「ズバッと言われたら、(自分が)傷ついちゃうかも・・・」と思って、気を張ってしまうことがあるんです。
時間を経て「この人は気を張る必要がない」と分かったら、リラックスできるようになるのですが。
コミュニケーションが苦手だと感じている人って、私だけじゃなくて世の中に結構いますよね、きっと。
その中には、もしかしたら私と同じように「コミュニケーションおばけ」な人に苦手意識を感じちゃう人もいるかもしれません。
もしそういう人が一定数いるのだとしたら、
コミュニケーションに苦手意識がある自分だからこそ、「配慮しながらのセッション業」を売りにできる余地があるのでは?
と考えるようになりました。
私が尊敬している起業家の女性でセッション業をメインでされている方がいますが、コミュニケーションはもともと苦手だとおっしゃっていました。
私はその人のセッションを受けたことがあるのですが、そのときはコミュニケーションが苦手な方だとは気づきませんでした。
しかし、思い返してみるとコミュニケーションのとり方にものすごく配慮があって、安心してリラックスした状態でセッションを受けることができました。
コミュニケーションが苦手なのは弱みでしかない思っていましたが、もしかしたら武器にすることができるのかもしれません。
コミュニケーションでオドオドしてしまって自信なさげに見えるのは、フリーランスとしては良くないことだろうと思います。
でも、そうでない限りは、
「誰とでもすぐに打ち解けられる」とか
「話題を振るのが上手」とか
「どんな無茶ぶりにも即座に反応できる」
といったスキルがなくても、
「コミュニケーションに苦手意識がある人に安心して参加してもらえるセッションづくり」といったような戦略に立てて、自分だからこそできることを考えて、勝負してみてもいいのかもしれないと、考えているところです。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。
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