見出し画像

【11歳娘】この人のこういう部分嫌い

寝る前に娘と会話した。
「こういう部分って嫌だな…」そう感じるのって、自分の中に大抵あるんだよって話。

小六の娘と、寝る前に布団に入って会話。
うちでは、寝る前によく話をする。
長女に関しては、本当に小さい頃からそうしてる。
5歳くらいの時は、私が保育士だったから、子ども同士のいざこざの話をよくしていた。

危害と言ったらアレだけど、手や口が出ちゃった子の話。手や口が出ちゃった子が悪いって話をしたいわけじゃなく、その子なりの理由があったと思う。どうすれば良かったと思う?的な考えさせる系の話だとか、私自身が悲しかった時どう対応したみたいな話をよくしてきた。
考え方が偏らないように、困った時はどうしてきたみたいな色々な対処法の話を例として聞いてくれたら良いなって。

だから大事なことは、誰かの悪口は言わないってこと。
まあ、そう言うことを言いたい気持ちも理解し、共感した上でね。
悪いように見える相手のことも、どうしてそんなことをしたのか、理由や背景を考えられるような会話を心がけてきた。

それでこの前は、友だちのこういう部分って嫌だなって。娘が言うので、
ママ(私)のどういう部分が嫌?みたいな話もした。

もちろん私自身の考えも話した。
ママもイラってすること、よくあるんだけど、そういうのって自分の中にある嫌な部分だったりするから、嫌だなとか、イラってするんだよねって。

そんな話をしたら、「わぁーほんとだ!やだー!」みたいな感じですごく娘の中で納得したようで、目から鱗じゃないけど、妙に感動していた。

だけど、あの子のあの部分は私にはないわ!と言っていて、その子のその姿はないけど、それって本質は「ヤキモチから来てると思わない?」と聞くと、「あぁ!そうだ!」私にもある…ヤキモチ…
みたいな感じになっていました。

これ、子どもだからとかじゃなくて、大人でも誰にでもあること。

「人は鏡」と言うのを知っていますか?人は自分を写す鏡なんです。自分の姿が人に写し出されて、自分の嫌な部分を他人が教えくれたりする。

そこから、どう学んで、どう自分に活かすかが大切なんだよって。
それで大事なことは、そんな自分を否定しないこと。
嫌だななんて部分は、誰にでもあることで、それが良いとか悪いとかの話じゃない。
その感情が浮かんだことは、間違いじゃないし、悪いことじゃない。
あぁ、そう思ったんだな。そうだよな。そんな風に思っちゃうくらい頑張ってるんだし、そう思うくらい嫌なことだったんだよって自分を受け入れられると、「じゃあ、どうしたらいいのかな?」が出てくるんだよって。
そんな話をしました。

もう、こんな話ができるなんて、子どもじゃなくて、一人の人間だなって。
もうそこらへんの人より大人なんじゃないかな?とまで思っちゃって。

すごく成長を感じました。
全く理解してないという感じもなくて、むしろ子どもの分、ものすごい素直に吸収していく感じが、私にはとっても感動的でした。
こんな話ができること、それを素直に吸収していく姿。
私よりできた人間だわ。
そうも思いました。

娘よ、立派になったな。

そんな私は、今日仕事でミスしちゃってさ。
まだまだだな。私。
それも私だし、きちんと誠意を持って謝罪しよう。
絶対次に活かしてやるんだ!
そんなことを思ったのでした。
これもいつか娘が失敗した時、話せるといいな。

みんなも、人の嫌な部分を見つけたら、自分にもあるんじゃない?そんなふうに捉えられると、その人のことも愛おしくなるかもしれないよ。
自分のことを嫌いになるんじゃなくて、自分にもあるなら、人にもあってもおかしくない。そう思えますように⭐️

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?