【海外移住の医療保険】移住準備で一番悩んだ保険のこと
ちょっと昔、わたしたち家族は1年3ヶ月間インドネシアバリ島に暮らしていました。仕事ではなく自分たちで勝手に行くので、ビザや住まい、子どもの学校、日本の住まいなど、たくさんのことを考えなければなりませんでした。
大半は楽しみながら調べたりできたのですが、医療保険のことに関しては最後まで決められず…悩みに悩んで私たちが結局何を選んだか、書いていきます。
移住する際に、医療保険についてはとても悩みました。
海外での治療費はいくらかかるのか、海外旅行保険に入ったほうがいいのか、何をカバーする保険がいいのか、地元の保険には入れないのか…
私たちの海外移住の期間は1年ちょっと。有難いことに持病がなく、決して贅沢はできない会社員の家庭で、リスクとコストを天秤にかけし考えました。
どなたかのお役に立てれば。
海外旅行保険
海外に行く方が思い浮かべるのが海外旅行保険ではないでしょうか。
お値段もピンキリで、エリアによっても差はありますが、ネット比較でパッと調べたら一番安いので1ヶ月2万円前後。
私たちは4人家族なので合計8万円…しっかり保障はされる安心感はありますがけっこうな出費っ!!
国民健康保険
私たちは主人の会社の健康保険に家族で加入しています。今まで知らなかったのですが、どうやら海外で治療を受けた時も支給対象、高額療養費制度も適用とのことで、健康保険は海外在住時にも加入を続けるため、海外旅行保険は入らないでおきました。
(細かいルールがあるので、海外で使う予定の方は是非HPをチェックしてみてください)
保険会社の医療保険
海外移住を機会に保険会社の医療保険を見直しました。たまたま見積もりをお願いした保険会社の営業の方がとてもいい方で、保険の考え方から、保険料とのバランスなど素人にもわかりやすくこまかく教えてくださいました。
海外にいる場合でも保険が下りるとのことで、もしもの入院のことを考え家族みんなで入院保険に入りました。
1度の入院(期間関係なく)をしたら一律10万円。
子どもは毎月1000円前後、大人は2000円前後の掛け金で、ちょっと心の安心を得る事ができました。
クレジットカード保険
海外旅行を行くときはこれだけで十分というくらい保障がしっかり!ほとんどのカード保険は3ヶ月間有効。
出国すると同時に保険適用となる自動付帯と、出国してから交通機関などで使用した時点から保険適用となる利用付帯があり。
長く海外にいる予定の方は、自動付帯と利用付帯のカードをそれぞれ持って、6ヶ月間クレジットカードの保険を切らさないで旅を続けている人も多いかと思います。
私たちは、もともと持っていた自分自身に適用となる自動付帯のカード2枚と、18歳未満の子供も補償対象となる家族特約がついたものを新しく新調し、渡航して3ヶ月間の家族みんなの安心を得る事ができました。
クレジットカードを悩んでいる方は、「自動付帯」「利用付帯」「家族特約」などのキーワードにクレジットカードを選ばれるのもいいかもしれません。
ローカルの健康保険(日本の国民健康保険のようなもの)
インドネシアではビザによりローカルの健康保険に入れたりするようですが、私たちのビザでは適用になりませんでした。
渡航先によってはローカルの健康保険に安価で入れるところもあるようなのでチェックしてみてください。もちろん保険が適用される病院や症状は限られるかもしれませんが、入ることができたらいいですよね!
【まとめ】わたしたちが選んだ保険
私たちは今まで日本で加入していた会社の健康保険の加入を続け、安心を得るため、保険会社の入院一時金(家族全員)と、3ヶ月間有効の海外保険のついたクレジットカードをもっていきました。
結局、入院はなく、最初の病院も4ヶ月目~でした💦風邪やデング熱で病院に数回かかりましたが、大きな怪我や病気にならずによかったです。
保険は本当に悩みました。でも悩んだから色々知識が増え、今までなんとなく入っていた保険も見直すきっかけになって良かったです。
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