夫婦で日光、1泊2日旅行記。

旅にでた理由は、久しぶりに2連休の日程が旦那さんと重なったから。

日光にしたのは、「硫黄の濃いお湯に入りたい」という、旦那さんの強い要望により。

朝9時頃に家をでて、10時頃に佐野SAで遅めの朝食をとった。

旦那さんは佐野ラーメン(800円くらい?といっていた)、私は紀伊国屋のカツサンド(430円)を。

この日はたまたまセンター試験の日だったから、カツサンドがたくさん並んでいた。センター試験は受けないけど、私もいろいろなことに勝てますように…と願掛けしながら食べる。

カツサンドを食べながら、佐野ラーメンのスープを口に含む…偶然の発見ながら、これがめちゃくちゃ美味。佐野ラーメンのスープ、おいしすぎて、私もこれにしてもよかったなと、すこし後悔。でもカツサンド×ラーメンのスープ、という組み合わせを発見できたのは得した気分。

佐野SAからさらに1時間ほどで、日光の観光スポット「東武ワールドスクエア」に到着。入場料は大人1人2800円。

予想以上の展示物の豊富さ。世界の名所や世界遺産の、細部まで凝ったミニチュアが並んでいる。

この日はあいにくの曇り空。屋外の施設だから、天候に左右されやすい分、晴れの日はもっときれいに撮れるだろうし、風景の自然にも四季が反映されて、おもしろい。

旦那さんに笑われるくらい、写真を撮りまくる。カメラを忘れずに持っていって、ほんとうによかった。

ワールドスクエアを出て、すぐ近くの「日光江戸村(EDO WONDERLAND)」へ。入場料は大人1人4700円。

園内をぐるっと散策しながら、お化け屋敷や巨大迷路、忍者修行の館であそぶ。カップルはとくに忍者修行の館で盛り上がってたし、子ども連れなら巨大迷路が楽しそう。大真面目に迷路で遊ぶ子どもたちが愛らしかった。

目当てのイベント、「花魁道中」は14時半からはじまった。

とてもきれい。「花魁ショー」も観ておけばよかった。つぎ来たときは必ず観よう。

夕方になってしまったけど、お昼ごはんがまだだったから、東武日光駅付近で、日光の名物・ゆばが食べられるお店を探すことに。

半端な時間だったから、閉まっているお店も多いかと思いきや、駐車場つきで、お客さんもたくさん入って繁盛しているお店を見つけたから、そこへ。

店名は「さんフィールド」。1人1800円くらいでゆば尽くしのゆば御前。

いろいろなゆば料理が一度に食べられて、デザートのコーヒーゼリーまでゆば入り。お肉好きの旦那さんでも、ボリューム満点のヘルシーゆば料理に大満足の様子。店内はあたたかく、あついお茶も入れていただいて、居心地もとても良かった。

おなかを満たしたらいよいよ、スリリングないろは坂をのぼり、お宿「日光アストリアホテル」へ。

厳選かけ流し温泉+朝晩の食事+クロスカントリーorスノーシューのレンタル付きパックで、1人15000円。ホテルの公式サイトで予約した。

ホテルのロビー。落ち着いた色合いと自然に醸し出されるレトロ感がかわいい。

お部屋でしばし、ごろごろと休憩してから、晩ご飯へ。

しゃぶしゃぶのお肉が柔らかくて濃厚で、絶品だった。

そして念願のお風呂。「光徳温泉」に入れるのは、日光アストリアホテルだけ。奥日光の日光湯元温泉から、直接パイプで引かれてきているお湯で、日本で4番目に濃度が高い硫黄泉だとか。ホテルの廊下にいるときから、ほんのりと、硫黄泉独特の、たまごに似たにおいがしていた。

ぬるめで乳白色の内湯と、あつあつの露天風呂を交互にくりかえしていると、からだがとろとろになった。

とろとろのまま部屋に戻り、ふかふかのふとんにもぐりこむ。旦那さんは窓際で冷たい夜風にあたっていた。

朝食。寝ぼけたまま撮ったからほとんど写ってないけど、焼き鮭やもちろんお米もあって、朝からおなかいっぱい食べることができた。

先にチェックアウトを済ませて、クロスカントリーの用具を借りにいく。

用具レンタルの小屋にあるベンチがかわいい。

私も旦那さんもクロスカントリー初心者。よちよち歩きで少しずつ山道を進む。

ゆっくりと山中の雪景色を楽しんだ。

全身雪まみれの凍えたからだをあたために、ホテルのロビーで暖かいコーヒーをオーダー。

旦那さんのレモンスカッシュについていた、コースターもかわいい。コーヒーもすっきり飲みやすくおいしかった。使われてるお水が良いのかな。

ロビーからの景色。ここは、春や夏もきれいだろうなあ。

一息ついたあとは、再びホテルの温泉へ。青空と雪を眺めながらの露天風呂は、夜とはちがうおもむきがある。白い湯の花も浮いていて、きれいだった。

ホテルを出たら、寄り道しながら日光東照宮へ向かうことに。

寄り道①戦場ヶ原

名前から、戦国時代に合戦場だったのかと思ったけど、神話のはなしだったみたい。
広大な平地に立派な枝の木が競うように生えている。葉が茂ると印象が大きく変わりそう。この風景は、冬ならではの見応え。

寄り道②竜頭ノ滝

たしかにちょっと竜の頭っぽいかも。

お土産屋併設の、お茶屋。日光名物のほかに竜頭ノ滝オリジナルグッズもあった。

寄り道③中禅寺湖

大きな山、大きな滝がいくつもあり、大きな湖もある。東京から2時間弱のところに、こんなにもゆたかな自然があるんだな。

東照宮についたのは15時くらい。冬のあいだは閉門時間が16時だから、足早にまわる。

お仁王様にお迎えしていただいき、有名なおさるたちを拝見。

建造物全てが豪華絢爛で見応えがすごい。装飾ひとつひとつが高級品なんだろう。
注意深くさがしてみると、

ねこや、

鳥も。ほかにもいろいろな動物がいた。

鳴き龍の薬師堂もおもしろかった。
予想以上に広くて見所が多かったから、もっと時間をかけてまわってもよかったかも。

旅も終盤。東武日光駅の近くに車を停めて、遅めのお昼兼晩ごはん。お蕎麦屋で、生ゆば入りのお蕎麦をいただいた。冷えたからだには、あったかいお蕎麦がいちばんしみる。

お土産屋にも寄り、生ゆばとゆば入りかまぼこ、カステラを買った。

たくさん歩いて、温泉であったまって、おなかもいっぱいになったから、いつもより気をつけて、安全運転で家に帰ろう。

独身のときは、よくひとりで旅をしていた。非日常を感じるために。
でも今は、旦那さんとふたりで、いろいろなものを見て、感じて、たくさんの思い出をつくりたいから、旅にでる。

帰りの車の中でも、つぎはどこに行く? 来月は北海道で雪まつりか! という会話。

旅好き夫婦は、今日もつぎの旅行プランに夢中。

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