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台所通信Vol.21 2011年7月発行  震災から100日 

Vol.21のご紹介です。画像はクリック(タップ)すると大きく見ることができます。

震災から100日が過ぎました

東北の被災各地の復興を後押しするさまざまなプロジェクトがありました。宮城県の田代島のにゃんこは有名ですよね。いつか田代島のにゃんこに会いに行きたいな。

事務所の移転やら

「事務所の引越し」
元の事務所は駅前で駐車場の確保が難しかったのでこちらに引っ越しました。2つ部屋があり、1つは地元のステンドグラス作家の方に使っていただいていました。本格的なステンドグラス作品が身近に見れて楽しい毎日でした。

窓辺に並んだステンドグラスの小物たち

会津の郷土料理「こづゆ」
会津の親戚の家でいただいたことがあります。貝柱の出汁が効いた上品でやさしい味わいがとても美味しかったです。

「六月」
詩人・茨城のり子の詩です。茨城のり子といえば教科書に載っている「わたしが一番きれいだったとき」「自分の感受性くらい」が有名です。あえてこの詩を選んだのは、その時の気持ちにリンクするものがあったのだろうと思います。
この頃はまだ放射線量が高く、空間放射線量が毎日ニュースで報じられ、子どもたちは学校で線量計を配られ、外遊びは禁止。中には福島では子育てを諦めて避難する方もいました。もちろんその辺の実は触れてもいけない雰囲気でした。

詩の中にある活気あふれる若者たち、食べられる実。当たり前のことが震災後には当たり前じゃなくなった現実がありました。当たり前の美しい日常を詩の中に見つけていたのでしょうか。